« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »

2010年4月

春愁を置き去りにして疾走す

001 003 031   

                                                                            

032                  

愛を乞ふかたちに開くチューリップ  なを

                                                            

季語は、もちろん「チューリップ」です。

先だって、冷たい雨のそぼ降るなか

『ぐんまフラワーパーク』に行ってきました。

チューリップが見たくて・・・

満開のものもありましたが、まだ硬い蕾もあり、、、

でも、寒さを忘れるくらい、可愛かったです♪

いろんな辛いことや、悲しいことから

ちょっと逃げ出すことが出来たやうな (^_^)

010                           

 春かなしお菓子の家をひと齧り  なを

                                                                       

季語は「春かなし」  「春愁」の傍題です。

温室のなかにあった、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家♪

本当は触ってはいけないのだけれど、ちょっとだけ触っちゃった(笑)

食べたりはいたしませんよん。キッパリsign01

027 024 018               

                                                       

 額縁に閉ぢ込めておく春の雨  なを

                                                         

季語は「春の雨」  ま、そのまんま ですね。

フラワーパークを出たら、雨が小降りになってきたので

額縁に閉じ込めてきたような、そんな気がしたのでした(あは)

可愛かったり、美しかったり…お花に逢うと元気になれます。

一度、お試しあれ (^^ゞ

だけど、どなたも そうなのかしらん??

余計なお世話、失礼いたしましたぁ~~m(__)m

                                        

                                      

| | コメント (2) | トラックバック (0)

竹の秋この世のことは夢のまた夢

009                                                 

                                                     

 本懐を遂げし姉上花海棠  なを

                          

                                                                         

季語は「花海棠(はなかいどう)」 「海棠」の傍題。

楊貴妃の故事から「眠れる花」とも云われます。

今日は悲しいお話です。

こんなことを、ここで書いていいのかどうか・・・

少し迷ったのですが、自分の記憶の為にも書くことにしました。

義姉が亡くなりました。

自死でした。

句会は午後からだから…と、ぼんやり珈琲を淹れていた時

電話が鳴りました。

そして、そのことを知らされたのです。

亡くなったのは今月の10日。

ごくごく身内だけに報せ、焼いて欲しいとの遺言で

それまでは知らされなかったのでした。

一昨年の暮、義兄を亡くしてからというもの

毎日毎日 泣いて泣いて泣いて・・・

義兄のもとへ行きたいと、何度も繰り返しては

失敗していた挑戦、8度目で叶い

彼女は最愛の人の元へ旅立ったのです。

連絡を受けて、しばらく茫然自失していた私ですが

今さら 何もして差し上げられない、、、

むしろ、きっと これが彼女にとっての幸せだったのだと

思うしかないと、考えることにしました。

旅立ちの日は、数十年前に初めて ふたりが出逢った

その日だったそうです。

世の中に こんなにも愛に人生を捧げる人もいるのだと

感動さえ覚えています。

泣くのはよそう!

今ごろ、彼の世で寄り添っているであろう

幸せなふたりを祝福してあげよう。

そう心に決めました。

                                                               

 逢ひみての後の心に比ぶれば

         昔は物も思はざりけり

                                                              

 露と落ち露と消えにし我が身かな

         難波のことも夢のまた夢

                                                                         

上の歌の作者は覚えていませんが、下の歌は秀吉の辞世のもの。

なんとなく、そんな歌が頭のなかを駆け巡っていました。

辛い話にお付き合いくださって、ありがとうございました。

今日はここまでに、、、

                       

                 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

欲しきもの藤の蕾のやうな胸

Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4             

                                                                

 藤がまた咲いたよと告ぐ朝の卓  なを

                                                               

季語は「藤」です♪

今朝、ベランダに出たら 藤が咲いていたのheart04

まだ蕾だらけだったけれど、ちらほらと咲いていて(^_^)

ちょっと嬉しくなって、母に報告up

そして、みなさまにも ご報告sign03

って、そんなに大したことじゃないのだけれど(笑)

でも、朝一番の素敵なデキゴトなのでしたribbon

さーー お仕事に出かけなくちゃ!

行ってまいりまーーすscissors

                            

                                  

| | コメント (2) | トラックバック (0)

花疲れ眠りの園になる電車

011 008 006                    

                                                      

 鎮花祭童女の緋の袴  なを

                                                                

季語は「鎮花祭(はなしづめまつり)」  桜の花の散るころ横行する

悪霊・疫神を鎮める祭のこと。

先日、大宮公園のお花見に行ってきました。

丁度、公園のお隣の氷川神社では「鎮花祭」の最終日でした。

3日間続くそうなのですが、残念ながらお祭自体は終わったあと。

もう少し早い時間に行けたらよかったのだけど…

通りすがりの、舞子さん(でいいのかしらん?)に

お願いして、写真を撮らせていただきました。

左がその社殿で、右は多分 神主さまたち…ね。

『鎮花祭』 なんだか聞いただけで、厳かな気分になるから不思議♪

で、、、

014 016 019 022          

                                                                    

 花の雨身ぬちの狂気鎮もりて  なを

                                                              

季語は、はい。お察しの通り「花の雨」 ねっ(^^ゞ

朝はまだ どんより曇っていただけだったのですが

途中から、折悪しく 雨rain

そりゃあ、俳句に「折悪しく」なんて言葉はないけれど

やっぱり 雨はちょっと願い下げしたい かなぁ~

でもね、先だって 千鳥ヶ淵の昼間の桜を見損なってたから

日本百選に入っている、大宮公園の桜…

充分 満喫してまいりましたnote

ここ数日、また寒くなってきたから

もう一度くらい、今年の桜 見られるかな?

西行法師のお気持ちが、なんだかとってもよく分かる

そんな桜見物なのでした(^_^)

                                          

 さくらさくらしかばねいくつ眠らせて  なを

                                                             

なーーーんて ねcherryblossom

                                       

                                                                                                   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お目出度くまいりませうぞ「花」づくし

002 009 006                    

                                                         

 番傘を抱へちらりと花を見て  なを

                                                            

季語はもちろん「花」です。

みなさま、先刻 ご承知でしょうが、「花」とは「桜」のこと。

俳句の世界ではそうなっておりまする♪

                                                       

 にぎはひの中あたふたと花衣  なを

                                                                

こちらの季語は「花衣」 「花」の傍題です。

花見の時に着て行く着物のことね。

                                                                       

今年が最後になるかもしれない『番傘倶楽部』

花吹雪の下を番傘差して歩こう大会が三日の土曜日に。

でもって まったくもって、不覚のいたり、、、

とんでもない お花見になってしまいました。

それというのも・・・

何が嫌いって、縫い物がイチバン嫌いなワタクシは

襦袢に半襟を付けるのを一日伸ばし伸ばし…していて

ようやく始めたのが真夜中。 やれやれ  トホホ^_^;

で、針で指をつつきながら、何とか仕上げ、すぐに眠ればいいのに

なんやかやゴチャゴチャしていたら、あっという間に午前3時bearing

それから休んだので、朝起きれなくて・・・

ぼーーーーっと 起きたのが何時だったのか?

ふと時計を見ると、もう11時20分sign03sign03sign03

12時19分発の電車に乗らなくては

集合時間に間に合わない (>_<)

で、そこからがドタバタのはじまり。

洗顔もそこそこに足袋を履き、襦袢を羽織り

スゴイ手抜きのメイクをして、着物を着て…

後にも先にも、あんなに急いで着物を着たのは初めてclock

おはしょりが、いささか気がかりだったけれど

かまっていられない!!!

まさか着物でチャリに乗るのは、憚られたから

ひたすらダッシュで駅へrun

集合時間の1時に、半蔵門の駅について

もしかしたら、まだ大丈夫かも(^^ゞ

なんて甘かった、、、

出口は5番なのに、1番から出ちゃってバタバタと歩いて

で、えーーーっ 此処何処sign02

ようやく事態を把握して、駅に戻り出直して

集合場所に到着したら、20分以上過ぎてた。あーあ。

メールや電話で連絡を取り合って、追いかけたのだけど

早く帰られる方が数名いらしたので、例年よりも進み方が早いの。

到着すると、出発された後・・・の 繰り返し。

 五度過ぐる花の英国大使館  なを

駆けずり回ったけれど、結局 千鳥ヶ淵ではどなたにも逢えず

お店(ちなみに『日本の風』といいます)で、ようやく合流。

んーん こういうのは合流とは云わないのかしらん???

                                                             

 迷ひても花の酒には間に合へり  なを

                                                            

着いたら、丁度【源氏香】をお酒でっていう いつものお遊びには

間に合って参加できました(^_^)

その後は、飲んだり食べたりしながら、みんなで短歌を詠んで

それを各自 発表。

そして、その歌を上(かみ)の句と、下(しも)の句に分けて

シャッフルしてから付け合せごっこ いたしました。

これも例年通り♪

                                                         

 上下の合ひて喝采花の宴  なを

                                                               

お遊びがお開きになったところで、次の会場に移動。

お仲間のお一人が絵を出品されている三番町へ。

033 044 038 034

042 041 048                       

                                                                        

 櫻茶に櫻のお菓子添へられて  なを

                                                                 

思いがけず、桜茶を出してくださって、、、

あああ 日本って素敵だなってしみじみ思ったのでした。

マンションの一室にあるギャラリーからは、外の櫻もよく見えて

写真では分かりにくいと思いますが、とっても素敵でしたよん(^^)v

そして、次の日は日曜日だけれど仕事だからって

早めに失礼して、千鳥ヶ淵のライトアップを横目に

折悪しく降りだした雨の中、番傘を差して歩きました。

059                                          

 柄入りの番傘になる花の雨  なを

                                                      

着物を着て、真っ赤な番傘を差して歩いているワタクシを

奇異の目でご覧になる方もちらほら いらっしゃいましたが

かまうもんですか。はい。

番傘は立派な傘だということが、証明されたのでした(笑)

その番傘に花びらがいくつも貼り付いて、まるで柄のように…

結局、一応は花衣のつもりで着ていった着物でしたが

花の下では写真撮ってくださる方がいらっしゃらなかったので

『日本の風』のお店の外のロビーで撮っていただいた写真と

帰りにチラッと寄った行きつけのお店で、羽織の後の絵の写真を

おまけに載せさせていただきますね。

ま、羽織りのお蔭で何とか らしくはなったかしらん? かな(あは)

020 071                      

                                                

 一年に一度の逢瀬愉しみに

    花のお江戸の番傘倶楽部  なを

                                                                        

そんなこんな てんやわんや な、一日なのでした。

お粗末さまでした(エヘヘ)

                                        

                                             

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »