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2007年4月

黒には飽きちゃった

                                                                         

 カラフルな靴のずらりと四月尽  なを

                                                                                      

季語は「四月尽(しがつじん)」 本当は陰暦の四月を詠むべきなのかも

しれませんが、それは無視して四月の最後の日ということで…

重たい腰をようやく上げて、ブーツの整理をしました。

黒にグレーに茶色、そんな色ばっかり!  そして

その替りに、カラフルなサンダルがずらっと靴箱に並んだ♪

なんとなしの春愁気分が 少しだけ明るくなった気がします。

明日からは「聖五月」 薫風、新茶、ソーダ水 爽やかな季語が

それこそ、ずらーーっと待機中。

カレンダーをめくって、あたらしいシーズンをしっかりと

楽しく過ごしたいと思います。

新しいお仕事も始まりそうだし、頑張らなくっちゃ!!

「五月病」なんかに罹ってる暇はありません。

皆さまも 元気に初夏を迎えてくださいね♪♪

※初夏は5月6日からですけどね(笑)

                                        

                                                

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「なま」がイチバン

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 囁いて叫んで泣いて春送る  なを

                                                                            

季語は「春送る」 「行く春」の傍題。春が過ぎ去ろうとしている時。

人の心を波立たせ乱した春も、いつの間にか移っていきます。

今日は、文京区のシビックセンターホールで行われた

コンサートに 行って参りました。

いらっしゃる筈だった方が、ご都合悪くなって分けて戴いたチケット。

佐渡裕氏の指揮、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏。

久しぶりに聴く、クラシックの演奏にうっとり…

やっぱり「生」がイチバンですね♪

ちなみに、題名の「なま」は、ビールではありません(念のため 笑)

オーケストラは、囁くように、声高に叫ぶように、むせび泣くように

そして、恋を語るように…美しい音色を奏でてくださいました。

指揮の佐渡さまは、飛んだり跳ねたり 大忙し!

音楽って体力勝負だわぁ~ なーんて感動してました。

全員が黒の衣装に身を包み、でも決して暗くない華やかな黒。

たまには、耳にもご馳走が必要だなあ♪♪

外では春の雷が鳴り響いていたそうですが

何にも知らずに、水溜りの上をぴょんぴょん跳ねて帰宅。

優雅な豊かな いちにち だったのでした。 ああ 楽しかった!

※「囁いて」=「ささやいて」 です。余計なお世話ですね(笑)

                                     

                                     

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飛行機ダイスキ

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 翅のあるものになりたし春夕べ  なを

                                                                                

季語は「春夕べ(はるゆうべ)」 春の夕暮れの意です。

「春宵」ほどの、浪漫的雰囲気は薄い季語。

昨日は、羽田空港警察署へ…

別に逮捕された訳ではなく、句友の三遊亭円左衛門師匠の

助っ人で参りました。

春の交通安全講習会後のアトラクションをなさる師匠の為に

緋毛氈と座布団を、車で配達。

ただの使いっぱしりのワタクシまで、良くしていただいて

楽しいひとときを過ごしてきました。

警察署の屋上からは、羽田空港が良く見えて

あれに乗って 何処かへ行きたいなぁ~ なんて思ってた。

人間にも翅(はね)があったら、よかったのにね。

前世は多分 爬虫類だったワタクシですが

次に生まれてくる時は、翅をもった生き物がいいな♪

うーむ 蝿や蚊や蜂は イヤね。

蝶か鳥か、せめて モモンガ あたりがいいかも(笑)

皆さまは生まれ変わったら、何になりたいですか???

                                                                                                     

         

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さだすぎぬ女

                                                                    

 杉菜生ふさだすぎたるといふ言葉  なを

   「すぎなおう さだすぎたると いうことば」

                                                                                

季語は「杉菜」 初めは、「犬杉菜」としていたのですが

杉菜とは別種のもののようで、毒性があって、煮ても焼いても

食べられないということで、付きすぎかと、やめにしました。

「生ふ」=「おう」→生える、伸びる、育つの意。

「さだすぎたる」=「さだ過ぎたる」→さかりの年を過ぎる。老いるの意。

源氏物語『若紫』の章に、光源氏が少女(若紫ね)に贈った文を

尼君たちが、少女には見せずに自分たちだけで読む場面があります。

「さだすぎたる御目どもには、目もあやに、このましう見ゆ」

もう女の盛りを過ぎた者たちは、まぶしく感動するのですね。

といっても、平安の頃のお話。30歳を過ぎると、もうさだ過ぎているの。

江戸時代でも、40歳過ぎた大奥の女性達は年金暮しが待っている。

近頃では、40過ぎで結婚して子供を産む人もいるのに

なんという格差でしょう!!

土筆が杉菜になっていくのって、女がさだ過ぎていくみたいかな

そんな気分で詠んだ一句です。

私はいくつになっても、さだ過ぎないぞぉ!

一生 現役 が素敵だと思われませんか?

素敵な見本がどっさり でしょう?

森光子さん、吉永早百合さん、十朱幸代さんetc. ね。

さぁ これからも 女を磨いて参りましょう♪

女性の皆さま 灰になるまで さだ過ぎちゃ駄目よ!!!

殿方の皆さま そこんとこ よろしく です(笑)

                                           

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不思議な日本語

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 リラ冷えやブルウシートの家の群  なを

                                                                                    

季語は「リラ」 「リラ」は仏蘭西語名、「ライラック」が英語名。

日本語では、「紫丁香花(むらさきはしどい)」と云います。なんか変!

今日 たまたま通りかかった、新宿の戸山公園の景色。

上野公園や、隅田川沿いほどではないけれど、ここにも

家を持たない、ブルウシートのテントのお家(これも家?)

並んでいました。

周りの緑の美しい風景とは 裏腹 何だか哀しい景色でした。

世の中 景気がよくなったなんて騒いで、10億円もする

老人ホームが出来たりしているけれど、こんな風に

取り残された人、どーっさりいること忘れないで欲しいな。

かく云う私にも、なんにも出来ないのだけど…

少なくとも、超一等地に最高級の議員宿舎を建てるよりも

もっと大事なこと ありませんか??? って云いたいかな。

真冬よりは マシでしょうが リラ冷えとでも云いたい今日

あのシートのお家の方々、さぞかし寒いだろうなぁ~

なんてことを、つらつらと考えたりしていました。

たまには、真面目なことも考えるワタクシなのでした。

似合わないけど ね(笑)

                                             

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今日は真っ赤よ!

                                                                     

 ぴかぴかの車に鞭を宵の春   なを

                                                                          

季語は「宵の春」 春の日の暮れてまだ更けわたらないころ。

春の宵は明るく艶めいた感じで、そこはかとなく感傷を誘い

ロマンチックな雰囲気がある…歳時記より。

半年ぶりに、愛車にコーティングしてもらいました。

真っ赤が気に入って買ったのに、近頃洗車してなくて

うすぼんやりした感じになっていたのです。

それが、また新車のようにピッカピカになってくれました♪

とっても 嬉しくて、遠廻りして帰宅。

こんな風にいつも綺麗に洗ってあげよう~なんて思うのですが

すぐにその決意を忘れてしまう。 困ったもんです。

皆さまは いかが?

ちゃーんと 洗車していらっしゃいますか?

さて、美しくなった車で、何処に行こうかな???

                                       

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戀は命懸け

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 媾曳の夢に溺るる藤の花  なを

「あいびきの ゆめにおぼるる ふじのはな」

季語は「藤の花」 今夜のテーマ「藤壺の宮」にちなんで選んだ季語。

源氏物語「若紫」の章に出てくる、源氏と藤壺の宮との密会場面を

詠んでみました。 わぁ 密会って 生々しい言葉ですね。

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、もしかして

ご存じない方の為にレクチャーです。

                                                                           

光源氏は、帝と桐壺の更衣との間に生まれた皇子。

母の更衣は、帝の寵愛を一心に浴びて、周りからの嫉みも

並大抵ではなく、源氏三才の折に夭折。

母の里で、祖母と暮らしていたけれど、帝のたっての願いで

宮中に連れてこられます。そのとき源氏六歳。

第一の皇子は、一番高い位の妃の息子で、将来も約束されていて

よって、源氏は帝の愛だけを頼りに生きていくのです。

帝はどこへでも、幼い源氏を連れて行きます。

桐壺の更衣(つまり源氏の母)が亡くなってからずっと

嘆き哀しみ暮していた帝に、更衣そっくりの藤壺の宮が

嫁いできます。

その宮のところへも、帝はお連れになるのです。

本当は帝以外の男性の入れない御簾の中にも…

そこで幼い源氏は、藤壺の宮に恋をします。初恋ね。

後になって、その宮は母君にそっくりだと聞かされ

ますます夢中になってしまうの。

かつて一度だけ契を結んだ、源氏と藤壺ですが

その後は逢うことも適わず、心の奥底に想いを秘めたまま

源氏はたくさんの女性達と交流を持ちます。

そして、あるとき、その初恋の相手 藤壺が病のために

里に帰っていると聞かされ、源氏はいてもたってもいられず

彼女の元へ忍んでいくのです。

それが、密会。 世にしれたら大罪です。

逢えたのは嬉しい! でも、その後は辛いだけ…

また逢える機会など、きっとないのでしょうから。

いっそ 逢えなければよかったと 嘆き哀しむ源氏です。

その一夜で、藤壺は姙もる(みごもる)のですが、それは

後のお話。 今夜は逢瀬のところだけ ね。

一刻も早くひとつになりたくて

      衣々散らす夜ぞ短く  なを

短歌風なので、季語はなし。(衣々を後朝に掛けてみました)

 ※ 衣々→後朝=きぬぎぬ です。

原文には「命婦(みょうぶ)の君ぞ、御直衣(おんなおし)などは

かき集め持て来たる」 とあります。

源氏の逸る(はやる)気持ちが、ひしひしと伝わりますね♪

そんなこんなの、媾曳の一夜 なのでした。

女なら誰しも、こんな風に夢中になって貰いたい!

なんて お思いになりませんか?

逢うのも、逢わないのも どちらも辛いこと でも…

殿方の皆さまはどんな風にお感じになりますか?

こんなに誰かに一心に愛を捧げたこと おあり?(笑)

                                        

                                   

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弥生の三日

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 まういちどいとどをかしき雛祭  なを

  「もういちど いとどおかしき ひなまつり」

季語は「雛祭」 エーッってビックリなさいました?

今日は旧暦の3月3日 雛の日でございます♪

新暦で済ませてしまったので、特別なことはしませんが

気持ちだけは、もう一度 お雛さまの日の気分 ね。

そんな訳で(どんな訳や!) 今日のティータイムは可愛く。

『ストロベリー・カプチーノ』 なる代物を戴きました。

甘くって とーっても 嬉しかった♪♪

古語の解説!

「いとど」=「いよいよ,ますます」

「をかしき」=「趣がある,美しい,愛らしい」

ワタクシは、けふ 愛らしい飲み物で雛祭を祝ったのでした。

「けふ」は「今日」です。 念のため(笑)

お祝いは沢山あったほうが、愉しいでしょう?

みなさま どんどん 何でも お祝いいたしませうね!!

                                         

                                          

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ブルウの雨

                                                              

 絹に包む哀しみひとつ花の雨   なを

 「きぬにくるむ かなしみひとつ はなのあめ」

季語は「花の雨」 花の盛りは過ぎたけれど、花の時期に

降る雨のこと。

毎日続く寒さに、ほとほと めげています。

雨は厭! 寒さも厭!

おまけに俳句は全くの不作。

本当は、哀しみ・悲しみは真綿で包みたいのだけど

「真綿」は冬の季語なので、今は使いたくない。

せっかく、この駄句部屋にいらしてくださった皆さまには

とても申し訳ないのですが、ちょっとばかり 意気消沈しています。

和みに来るって、オッシャッテくださる方もいらっしゃるのに

ごめんなさい なのです。

また初夏のようなお天気になれば、私の能天気も存分に発揮して

明るいものが詠めるかな。

もう少し 待っていてくださいませね。

どうぞ よろしく お願いいたします。

だから 今夜はこれで おやすみなさい。

                                     

                                      

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暗いニュース

                                                                                             

 料峭や尊きものにまづ命   なを

「りょうしょうや とうときものに まずいのち」

季語は「料峭」 春風が寒く感じられること。春寒料峭。

アメリカでは、大学内で銃撃があり、30人以上亡くなり

長崎では、市長が撃たれたと…

銃を持ってはいけない! アメリカでは、そう決めるべきだし

日本に入ってくるのも、何とかして阻止して欲しい。

雨が降って、寒くて、そんな日に入ってきた暗いニュース。

「命は地球より重い」って、どなたかが言ってらした筈。

こんな重たいことは、句にすべきではないような気もしますが

どうしても何か云いたくて、詠みました。

もう一度 命の重さを考えてみたいと思います。

ね 皆さまも お考えになってみてくださいね。

                                                             

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「藤冷え」と呼ぼうかな?

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 藤に雨ただそれだけのことなれど  なを

                                                                              

季語は「藤」  どなたさまもご存知の春のお花。

我が家の名ばかりの、小さな藤棚の藤も咲きました♪

気が付いたのは昨日ですが、風で揺れに揺れて写真はとてもムリ。

今日はお天気悪かったけれど、散ってしまっては大変なので

撮影大会です。

雨音の途絶えることのない、寒ーい一日。

ただ それだけの ことなのでした。

明日もお天気悪そう…  あーあ

エアコンとホカロンに、また出番が来てしまいました。

早く温かになってほしいなぁ~~

って、みなさまも そうお思いでしょう?

                                             

                                           

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花に酔ひたい

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 たつぷりのさくらに出逢ふ美術館  なを

                                                                   

  季語は申し上げる必要もないですね。「さくら」

 13日の金曜に、千鳥ヶ淵にある「山種美術館」へ。

開催されていたのは 『桜さくらサクラ・2007』 

しっかり たっぷり どっさり 桜に逢ってきました。

朝桜 昼桜 夕桜 夜桜 どれもこれも 見事見事♪♪

でもね、見張り番の年配の女性に目をつけられてしまって

絵の下に引いてある線を、ほーんの少しはみ出しただけで

もの凄い形相で飛んでいらっしゃる。内側に入らないで下さい!

(私の前に観ていた青年は、もっと近づいていたのに無視だった)

シャープペンシルで、絵の題名などメモしてると

またまた飛んでいらして、ボールペンは使わないでください!

あのぉ~ これはシャープペンシルです。ボールペン禁止は

存じ上げております。 と申し上げて、お引取り戴く。

せっかくの優雅な桜見物に水を差されたようで、ちょっと不愉快。

「あの人、他の人たちには何も云わないで、私たちだけ

目の敵にしていたね…」 友人とぼやきながら外へ。

気分治しに、この春3回目の千鳥ヶ淵を散策。

桜蘂が散っていて、残花はありましたが、葉っぱが綺麗。

気を取り直して、家路に着いたのでした。

あの方は 虫の居所でも 悪かったのかしら?

体調でも 悪かったのかしら?

どーっさりの美しい桜に囲まれた素敵なお仕事なのに

あんなにイジワルそうになっちゃうなんて、不思議です。

人の振り見て我が振り直せ!!!

イジワルにならないように、注意いたしませう。

それが 教訓だったかな?

富士山は最高に素晴しいけれど、日本の桜 凄いです。

それを拝見出来た仕合せは、大切にしなくちゃね。

結論はこっちの方がいいですね(笑)

                                       

                                         

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御伽噺をどうぞ

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 濫れだす愛に怯えて初櫻   なを

「あふれだす あいにおびえて はつざくら」

季語は「初櫻」 以前、書いたと思いますがその年初めて咲いた桜。

                                                                        

むかしむかし ある邑にひとりの凛々しいをとこが棲んでをりました。

山ひとつ越えた邑にひとりの嫋やかなをみなが棲んでをりました。

ある日 そのをとこが麓の邑で初櫻を見付けて見詰めてをりました。

ある日 をみなも麓の邑に行き初櫻を見付けて見詰めてをりました。

ふたりは ふと横を向き お互ひを見付けてしまひました。

そして 互ひに相手から視線を逸らすことが出来ませんでした。

それが をとこと をみなの 出逢ひでした。

初櫻は そんな ふたりを ぢつと見守つてをりました  とさ。

とつぴこからりん すつからりん♪

                                                                                

邑=むら 凛々しい=りりしい 嫋やか=たおやか 麓=ふもと 逸らす=そらす

余計なお世話でせうが、読み方を書いておきますね。

                                            

                                          

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活惚(かっぽれ)は踊らない

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 賑はいの横に小さな花御堂  なを

 「にぎわいの よこにちいさな はなみどう」

季語は「花御堂」 四月八日の潅仏会(かんぶつえ)

釈尊の誕生像を安置する 花で飾った小さいお堂のことをさしています。

昨日は、つまりお釈迦さまの誕生日。

「花祭」とも言う「潅仏会」に行ってきました。

新井薬師さんです。

横の公園では「桜祭り」の真っ盛り!

立錐の余地もない程の、人混み賑わいを縫って

お薬師さんの方に参りましたが、さほど人出もなく

静かな静かな、花祭なのでした。

小さな仏さまに、甘茶をお掛けして手を合わせて

なんとなく、清浄な気持ちになったのでした。

サービスで戴ける甘茶、怖々飲んでみましたが

結構 美味しかったです♪

お土産にペットボトルに入れた甘茶も売っていましたので

せっかくですもん。買ってきましたとも!

何かご利益 あるといいな(笑)

『花御堂』 綺麗でしょう?

                                          

                                                                              

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独りでお花見 その弐

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 七重八重まつたり重い桜です  なを

季語は「桜」 そのまんまです。

桜の種類は仰山あって、新宿御苑の中だけでも20種類も咲きます。

八重桜も沢山で、写真は「関山(かんざん)」というものではないかと

思うのですが、他にも「福禄寿(ふくろくじゅ)」「一葉(いちよう)」

「梅護寺数珠掛桜(ばいごじゅずかけざくら)」 等々あるので

詳しくない私には??? なのです。

七重八重(ななえやえ)の、ぽってりと重い桜もなかなか可愛くて

嬉しくなります。

もうしばらくは、楽しませてくれそうで有難いことですね。

                                                                       

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 花は葉に私は無口になりました  なを

季語は「花は葉に」 「葉桜」のこと。夏の季語です。

嘘ばっかりって、大笑いされそうですが、花が散って葉っぱに替わると

何故か少しだけ無口になったりするのです(笑)

『新宿御苑独りお花見吟行』は、この辺にしておきます。

明日は何を詠もうかな???

                                        

                                              

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独りでお花見 その壱

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 るんるんと枝垂櫻に染まります  なを

 季語は「枝垂桜」=「しだれざくら」 

「糸桜(いとしだれ)」「紅枝垂(べにしだれ)」なんて傍題もあります。

今日は口語体でいってみますね。

昨日、また新宿御苑に行ってきました。

先だっての雨・風・雪で散ってしまったかと思いきや

しっかり咲いている桜も沢山ありました。

枝垂桜もそう。 なんだかとても嬉しくて、ちと古いけれど

「るんるん」 なーんて言葉を使ってみたくなりました。

                                                                       

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 花屑のなかを転げる犬ならば  なを

 季語は「花屑」 これは、前に ご説明しましたよね?

花びらの散り敷いた絨毯のような景色を見ていると

無性にその中で、転がり廻って、花びらまみれになりたくなります。

あーあ 犬だったら、それが出来るのに いいなぁ~~

そんな 気分♪

                                                                   

まだもう少し、写真を撮ったので、続きは明日にしますね。

今夜はおやすみなさい。

                                       

                                    

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花びら集めた日もあって

                                                                                               

 花筏大蛇の褥かもしれぬ   なを

「はないかだ おろちのしとね かもしれぬ」

季語は「花筏」 花が散って水面に浮び流れるのを

筏に見立てていう語。「落花」の傍題です。

写真のないのが残念ですが、川を流れていく花筏は

まるで、大蛇がうねって泳いでいるようです。

それはそれは 妖しいほどの美しさ!

「褥」は、云いすぎかもしれませんが、それ位の

迫力はあると思います。

龍の揺りかごのようにも見えますし、何しろ素晴しい♪

あなたは、「花筏」 どのようにご覧になりますか?

                                 

                                   

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花も嵐も

                                                                                

 花曇ルール違反のオープンカー  なを

季語は「花曇(はなぐもり)」  桜の花の咲く頃の

温かさの感じられる曇り空のこと。

信号待ちをしていた私の前を、赤信号無視のオープンカー!

大体、まだオープンカーを走らせる季節でもないでしょうに…

ちょっとプンプンしたけれど、昨日よりも温かで のんびり気分。

出掛けた先で、遅めの昼食を取って外に出ると

雨 半端じゃない雨 そして 雷!!!

アーケードの中で買い物をして、もう雨 上がったかなって

期待して外に出ても、やっぱり土砂降り。 あーあ~

仕方ない…家に帰れば、売るほどある傘のことを考えて

100円ショップに、安い傘を買いに走りました。

そしたら、なんと 大人用の傘は「さっき売り切れました」

3本だけ残っていた子ども用の 小さなオレンジ色の傘

1本を買って とぼとぼと帰宅。

小さな傘はやっぱり あんまり役に立たなくて、髪はぐっしょり

ジーンズの膝から下も、ぐしょぐしょで、靴の中も水浸し。

やれやれな 出来事でした。

ニュースを見ていたら、新宿では雪も降っていたとか…

天変地異 かしらん??

満開だった桜も、この雨と風で散ってしまって

道路は花びらに埋め尽くされていて とっても見事。

写真を撮りたかったけれど、片手に傘、片手に荷物で

とても無理でした。ざんねーーん。

 花屑の川踏みしめてゐるここち   なを

  「はなくずの かわふみしめて いるここち」 

季語は「花屑」 散り落ちた桜の花びらのことね。

花びらの敷き詰められた道路は美しい川みたい!

雨も嵐も 結構 粋なことしてくれる ねっ♪♪

                           

                               

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番傘協奏曲

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 花吹雪舞ふを待ちかねゐたりけり  なを

  季語は「花吹雪」 「落花」の傍題。

命短い桜の散る様を「落花」「飛花」「花吹雪」等 と云います。

写真は、先日お話した『番傘倶楽部』の昨日のお花見風景。

(花吹雪の中を番傘差して歩きましょう の会♪)

道行く人が、もの珍しそうに我々を眺めているのが面白かったです。

一行の中には三味線を弾きながらの方もいらして

(三味線&俳画&俳句の先生をしていらっしゃるのですって)

「新内流しですか?」なんて聞いてこられる方があったり

金髪女性が私たちの集合写真を撮っていらしたり…

なんだかモデルみたいねなんて、笑いあいました。

実は同じ番傘を買ったもの同士というだけのつながりの

初対面の方ばかりだったのですが、すぐに打ち解けて

和気藹々 お花見することが出来たのはやはり共通の

趣味のせいだったのでしょうか?

千鳥ヶ淵を歩いたあとで、お店(半蔵門の『日本の風』)に

戻ってから、短冊に上の句、下の句を気儘に書いて

付け合せを愉しんだり、短歌を一首詠み、それを上下切り離して

それもドッキングしてみたり…自分のもので纏まった人には

ご褒美で日本酒を一杯だったのですが、私のはバラバラになって

他の方のものと、カップリングされてしまいました。

でも 楽しかったぁ~~!

                                                                                  

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 花人の小雨のなかを帰りたる   なを

  季語は「花人(はなびと)」 「花見」の傍題です。

花見の人、桜の花をめでる人の意かな。

夕方 遊びつかれて帰ってきて駅を出ると、小雨。

折悪しくというのか、折り良くというのか分かりませんが

花吹雪ならぬ、小雨の中、番傘を差して歩いて帰ってきました。

通りすがりの方に珍しそうに眺められて、動物園の動物みたい(笑)

そんな日曜日の出来事 なのでした♪

一日 着物を着ていて少し崩れてしまったのですが、帰りついた

ワタクシの後姿でございます。

番傘は重たいけれど、楽しいですよ!!

皆さまも いかが?

                                               

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笑って許して

                                                                           

 蒼ざめた馬の鬣四月馬鹿   なを

「あおざめた うまのたてがみ しがつばか」

季語は「四月馬鹿」 傍題として「万愚節」「エイプリル・フール」

皆さまご存知の通り、四月一日はエイプリル・フール・デーといって

この日は罪のないいたずら程度の嘘なら許される日です。

この句は、ある句会に出したもの。

ずいぶんと昔、アガサ・クリスティに嵌っていた時期があり 

彼女の本はすべて(翻訳ですが)読みました。

その中に『蒼ざめた馬を見よ』というのがあって

その題名に惹かれました。

「マタイ伝」の中の一節から来ているものらしく

蒼ざめた馬というのは、死の象徴なのですね。

そして、引き篭もりなんかをしているときに

その蒼ざめた馬を見ていたのです(多分)

馬は振り返って、悲しそうな眼で私を見て去っていきます。

私の馬は、蒼ざめているのではなくて、蒼い馬で

靡いている鬣も、とても美しい蒼色でしたっけ。

近頃はとんと、夢の中にも現れてこないけれど

このフレーズを使ってみたいと前から思っていました。

で、居るはずのない「蒼ざめた馬」ですから

ぴったりの季語は「四月馬鹿」かなって…

そんなこんなで出来た一句、お粗末さまでした(笑)

                               

                                 

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