« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »

2007年3月

夢二の夢

003_1                                                                

 春深し弥生坂から暗闇へ   なを

 季語は「春深し」 本当はもう少し先の季語です。

桜の花も散って、萌え出た桜の葉の梢にわずかの残花の見える頃。

まわりの木々もみどりを凝らしはじめ、春が深まったと

目に、心に感じるころの季語。

まるで初夏のように暑い一日だったおとといのこと。

根津にある『竹久夢二美術館』に行ってきました。

地下鉄の根津駅から、ふぅふぅと「弥生坂」を登って

曲がったところが「暗闇坂」でした。

そして、その「暗闇坂」に、美術館がありました。

                                                                 

004_1                                                           

 春かなし壁に凭れてゐたりけり  なを

  「はるかなし かべにもたれて いたりけり」

 季語は「春かなし」 「春愁」の傍題です。

前にも書いた気がしますが、深刻な物思いではなく

ふと訪れる、とらえどころのない憂い、哀しみのことですね。

竹久夢二の描く女たちは、たいてい何かに凭れかかっていて

伏し目がちだったり、遠くをぼんやりと見ていたりの眼差や

崩した膝の、少しあやうい感じが春の愁いのようで魅力的。

でも、それは着物姿の女性たちの姿で、洋装になると

目力(めぢから)があって、キッパリ・スックリした感じ。

モチロン、着物をお召しで強い方、たっくさんいらっしゃるけど

夢二先生の中の美意識が、そんな姿を描かせたのでしょう。

イマドキは、着物で車の運転したり、自転車に乗ってしまう方も

いらっしゃるけれど、やっぱり洋服よりは淑やかにみえる。

たまには、着物で 俯いて 袂を噛んで 壁に凭れて 

そんなんしてみたら、女っぽくなれる かしらん??(笑)

                                          

                                                    

| | コメント (0) | トラックバック (0)

祝・3年目

Photo_27                                                              

 花種や行きつく先の色はなに  なを

 季語は「花種(はなだね)」 稲の籾以外の春蒔きの

穀類、蔬菜(そさい=野菜・青物)、草花の種を一般に種物といいます。

そして、春の季語「種物」の傍題が「花種」です。

一昨年の3月27日にスタートした、このブログも3年目に入りました。

その割には、俳句がちっとも上達していないのが難点なのですが…

花種を蒔いても、何色の花が咲くのか分からなかったりします。

この私のブログも、先々 どうなることやら?

そして、私自身の人生も同じく、どうなることやら??

そんなことを、考えている春の夜です。

でもでも、湿っぽくならないで、アニバーサリーだもん。

楽しく 愉しく ね ♪♪

きっとずっと先には、薔薇色の人生が待っている筈!!!

やっぱり、ワタクシ 能天気すぎるかしらん(笑)

                                  

                             

| | コメント (3) | トラックバック (0)

ぬぐやまつはる紐は何処

019                                                               

 畳紙閉ぢて開いて花衣   なを

 「たとうがみ とじてひらいて はなごろも」

 季語は「花衣」 花見の時に着る女性の美しい着物。

 古義には桜襲(さくらがさね)、すなわち表が白で、裏が蘇芳色をした

襲の色目のことを花衣といったようですが、現在では花見に着ていく

女性の服装全体を花に例えて、このようにいうそうです。

今度の日曜日に、番傘を差して、花吹雪の中を歩きましょう!

という「会」が催されます。

で、せっかくの機会ですもの。着物を着ようかなぁ~ なーんて考えて

ああでもない こうでもない と、畳紙をめくっているのです。

雨が降ったらどうしましょう。 って、傘を持っていくのにね(笑)

ご興味のおありになる方は、こちらをご覧くださいな♪

http://www.balan.tv/nihonnokaze/bangasa/bangasa.html

そして、お着物に興味をお持ちの方は、こちらへどうぞ♪

 http://www.geocities.jp/gekkason/

写真は、昨日の「清水山憩いの森」のすぐ横の白子川に

添って植えられていた、桜の姿です。

大雨の日曜日のあと、あっという間にこんなに開いたそうです。

桜って、凄い!!! ですよね?

その凄い年に一度の(何度もなさる方、おありでしょうが…)お花見。

女性の皆さま 花衣 おおいに愉しみませんか♪♪ 

                                                                              

*畳紙とは、和服や結髪の道具をしまう包み紙のこと。

*蘇芳色(すおういろ)は、黒みを帯びた赤色です。

                                              

                                               

| | コメント (7) | トラックバック (0)

初逢瀬

Photo_26                                                           

 堅香子の花羞ひて俯いて  なを

「かたかごの はな はじらいて うつむいて」

季語は「堅香子の花」 「片栗(かたくり)の花」のこと。

片栗は日本特産のもので、古くは『万葉集』にも

「堅香子の花」の名前で詠まれています。

2月下旬頃から 地上に芽を出し始め 

花が咲くのは 3月下旬から4月上旬にかけて。

やや紫がかった紅色の6枚の花弁は下向きに。

一株の開花期間は1週間程度だとか。

上質な片栗粉はこの鱗茎から取ったものですって!

今日、ふと思い立って、練馬区大泉にある

「清水山憩いの森」という処に行ってきました。

都内で唯一のカタクリの群生地ということで…

バスを3回も乗り継いで行きましたが、行ってよかった♪

初めて間近で見る「かたかごの花」は、魅力満点!!

恥ぢらうように、俯きがちに咲いているのですが芯は強そう。

素敵な「堅香子の花」とのデートは大成功♪♪

週末位には、もっと沢山咲くようですが、こんなに静かに

ゆっくりと逢えたこと、とても嬉しく貴重な体験でした。

皆さまは カタクリさんと出逢ったこと おありですか??

                                  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「花の宴」

001                                                                

 初花やふはりと天使舞ひ降りて  なを

 季語は「初花」 先日「初桜」でお話したのと一緒。

昨日はインターネット句会のお花見を兼ねたオフ会でした。

半蔵門から千鳥ヶ淵、そして靖国神社へと歩きました。

途中で、桜の根っこに 可愛い花 発見!

なんだかとっても健気で お利口さんの桜の子ども達みたい♪

思わず、天使が降りてきてくれたようね なんて思ってしまいました。

                                                                                

004                                            

 木蘭は魔法の絨毯へとかはる  なを

 季語は「木蘭」 「木蓮(もくれん)」のことです。

小さな公園に、大きなモクレンの木があって、花びらを零しています。

零れた花びらたちが、敷き詰められて まるで絨毯のようでした。

とても美しい、贅沢な絨毯!

『魔法の絨毯』 みたいでしょう??

                                                                       

017

                                                              

 たかうなの中にはをらぬかぐや姫  なを

 季語は「たかうな」です。 「たかんな」と同じように

「筍(たけのこ)」の古名。「タカムナ」の音便形ですって。

実は夏の季語なのです。 まだ走りの竹の子だったのですね。

歩き回ったあとで、お邪魔したお店で「筍」づくしのお料理を

戴きました。 どれもこれも みーんな素晴しいお味♪

花より団子 って、このことかしらん(笑)

お酒もとっても美味しかったし、終わりよければすべて佳し!!

そんなこんなの、今年最初のお花見なのでした。

来週あたり、皆さまもいかがですか?

楽しいですよぉ~~♪♪

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

祝・卒業

Photo_25                                                               

 あいうえお順に並んで卒業す  なを

 季語は「卒業」 正式名称は「卒業証書授与式」。

3月の後半ともなると、あちこちで卒業式が目白押し。

幼稚園は卒園式だから、小学校から大学までが卒業式ですね。

母校や友人と別れる寂しさ、学業を無事に終えた喜び そして

希望に満ちた未来へと、巣立っていくのです。

中には不安で押し潰されそうになっている子 いるかも。

近所の小学校の、何故か学校評議員なるものを仰せつかって

いますので、卒業式・入学式には、ご案内を頂戴します。

入学式は行けなくても、何だか卒業式だけは参列したくて

昨日の卒業式には 出席。

体育館は寒かったけれど、しみじみと感動して帰ってきました。

昔と違って、今の子ども達は男女入り混じって、50音順に

名前を呼ばれます。

身長がまだ小さくて、これから伸びるであろう男の子

まるでトップモデルのような背のすらっと高い女の子。

みんな、きっと普段と違って緊張しまくっているんだろうなぁ~

なんて、微笑ましく感じながら、拍手をしてきました。

大きくなっても この感動を忘れないでね!

そして、我々オトナに 小さかった頃を思い出させてくれて

どうも ありがとう!

開花宣言はしたけれど、小学校の桜の蕾はまだ固かった。

4月の入学式 咲いててくれるといいな。

今度は 新一年生に こんにちは♪ しなくっちゃ ですね。

                                       

| | コメント (0) | トラックバック (0)

わ タカラヅカ!

006                                                                 

 木の中に宇宙がひとつ菫咲く  なを

 季語は「菫」=「すみれ」です。

どなたもご存知の濃紫のお花ね。

可憐な花の姿は、詩歌に詠まれ愛されています。

先日、思い立って 新宿御苑へ。

イチバン近い大きな公園なので、気が向くと出かけるのです。

日本庭園に近い芝生の中で、木の洞(ほら)に菫!!

なんだか、一大発見をしたかのように、ドキドキ。

こーんなところにも咲く 菫の生命力に感動しました。

小さなちいさな 木の洞は祠(ほこら)のようで、素晴しい。

美しいひとつの宇宙がそこにあるよう♪

って、少し オーバーでしょうか(笑)

                                            

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

さいたさいたさくらがさいた

Photo_24                                                             

 初櫻祷りはきつと叶ふはず  なを

  「はつざくら いのりはきっと かなうはず」

季語は「初桜」 「初花」と一緒。その春初めて咲く桜の花のことです。

人が 初花をことに賞でるのは、花を待つ、春を待つ心が深いから

とのことです。

今日、東京は全国に先駆けて、『開花宣言』 しました。

私が訪れた新宿御苑の桜は、写真の通りで、まだもう少し先かな。

お友達が体調を崩されたとか…

で、神棚、仏壇に掌を合わせるときに、快癒を祈ります。

祈りはきっと聞き届けられるって信じているのです。

だって 云うでしょう?

信じるものは 救われるって。

そういう いいことだけ 信じている素直なワタクシなのです♪

                                             

| | コメント (3) | トラックバック (0)

次郎は何処

                                                                     

 ひたひたと彼岸太郎の靴の音   なを

季語は「彼岸太郎(ひがんたろう)」 お彼岸の入りの日のこと。

「彼岸」の傍題。「彼岸」は、春分・秋分の日を中日として

その前後7日間を云います。

単に「彼岸」だと春のことで、秋は「秋彼岸」「後の彼岸」と。

彼岸とは、梵語の波羅(ハラ)の訳語で、生死を超越しない

この世、此岸(しがん)に対する語。悟りの世界。

彼岸の入りの日は「彼岸太郎」の他に「入り彼岸」「さき彼岸」

「初手(そて)彼岸」などといわれます。

お彼岸の入りなので、お墓参りに行ってきました。

道路は渋滞、いつもは閑散としているお墓も賑わって…

この前、年明けだと思ったら、もう春のお彼岸!!

なんだか、追い立てられているようで、怖くなります。

桜はまだ咲きませんが、お墓の周りに蒲公英や犬ふぐり

怖いけれど、春は着実に来ています。

追いかけられてばかりいないで、こちらから追いかける

くらいの勢いで 過ごしていきたいな。

そんなこんなの気分の お彼岸入りなのでした♪

                      

| | コメント (2) | トラックバック (0)

うつくしい指

                                                                     

 てふてふのごとくまふ指ふらめんこ   なを

     「蝶々の 如く舞うゆび フラメンコ」 

季語は「てふてふ」 「蝶」のことです。

蝶は真冬を除き、一年中見られる人目に触れやすい昆虫ですが

やはりその美しさが際立つのは、春でしょう。

なので、春の季語。

お昼に TVを付けたら、音楽の番組♪

中 孝介(あたり こうすけ)さんが 『花』を唄ってらして

じーっと聴き入っていましたら、その後に出ていらした方が凄い!

沖 仁(おき じん)さんと仰る、フラメンコギターの奏者。

美しい白い指が、それ自体が意思を持っているみたいに…

ひらひらと 飛び回る 飛び廻る♪♪

素晴しい演奏を聴いて、たまにはTVもいいなぁ~

なーんて、思っていた昼下がりの一齣でした。

みなさまも 一度 ご覧あれ!

沖 仁さま 只者ではありませんぞ!!!

                                          

| | コメント (0) | トラックバック (1)

恋する猫

Photo_23                                                                 

 SALE札貼られし仔猫の眠りかな  なを

  季語は「仔猫」 「猫の恋」の傍題です。

猫の交尾期は、年に四回あるけれど、目立つのは春のようです。

早春、発情期に入った猫は、赤子の泣くような声で妻恋いします。

ときには、猫の妻を取り合って争い、傷だらけになったり…

そんな中で、生まれてくる仔猫。

近頃は避妊手術がきちんと出来ているせいか、近所で野良の仔猫を

見かけなくなりました。

で、おのずと見かけるのは、ペットショップのケージの中。

時々覗くペットショップ、しばらく売れないとSALEの札がかかる。

生き物にセールなんて! 憤慨してもハジマラナイ。

ご商売なんですもんね。

仔猫たちは人間のそんな思惑も知らずにすやすやと眠っています。

あどけなくて、なんて可愛いんでしょう♪

でも、きちんと責任持てる自信もないし、部屋をかき乱されても

平常心を保てるかが 疑問なので、見てるだけ なのです。

先日の句会の兼題が「仔猫」でした。

一度も飼ったことのない私は、ペットショップを詠むしかない。

で、こんなんが出来た次第です。

猫ちゃんのいらっしゃるお宅、いいなぁ~

猫の句 たくさん出来るのでしょうねぇ♪♪

                                            

| | コメント (4) | トラックバック (2)

遠い日

Photo_22                                                     

 紫雲英田は絵の中詩の中夢の中  なを

  「げんげだは えのなかしのなか ゆめのなか」

季語は「紫雲英田」 

先日の句で、ご説明したので割愛しますね。

かつては当たり前のように見ることが出来た「げんげ田」

今でもこんな風景を見られるところもあるのでしょうねぇ~

で、検索しました!

そして、写真は勝手に拝借してきたもの。

借りしたのは、こちら♪

 『oldマザーのデジカメぶーらぶら』

 http://ogawaizu.at.webry.info/200605/article_2.html

oldマザーさま 無断借用 お赦しくださいませ。 

                                                                                                                            

皆さまの「げんげだ」の記憶 もしかしたら呼び起こさせて

差し上げられた かしらん??

そんな記憶ない!!  でしたら、失礼しました~~

                                           

| | コメント (4) | トラックバック (0)

春だから

                                                                       

 春かなし人差し指のささくれて  なを

読み方はそのままですので、割愛。

季語は「春かなし」  「春愁(しゅんしゅう)」の傍題です。

「春愁」 深刻な物思いではなく、花が咲き満ち、小鳥が囀り

日の光も明るくて心浮き立つ春なのに、ふと物思いに誘われたり

とらえどころのない憂いや哀しみを覚えること。春の哀愁。

気象庁の開花予想も出され、喜び満ち溢れる春のはずなのに

なにがなし 心が虚しくなったりします。

春本番を待ち侘びる気持ちと、裏腹の恐怖心…

そんなものに 襲われたりしています。

人差し指のサカムケは痛いし、マニュキアも付けづらい。

たったそれだけのこと でもないのですが・・・

明日は句会がふたつ。

ちっとも 宿題が出来ないし、これも春の愁いかな?

明日の朝 目覚めたら元気になっているのかもしれません。

そんなもんです。 春の憂鬱なんて。

だと いいな♪

                                      

| | コメント (2) | トラックバック (0)

好きなもの

Photo_21                                                            

 ふはふはのタオルだいすき蓮華草  なを

   「ふわふわの たおるだいすき れんげそう」

季語は「蓮華草」 花が蓮の花に似ているところから、そう呼ばれます。

「紫雲英(げんげ)」の傍題です。

もともと、田の緑肥として植えられたものですが、最近では耕作技術が

変化して、紫雲英田の美しい景色を見ることもまれになっています。

友人に先日戴いたカード、あんまり可愛くて嬉しかったのでここに…

写真の説明です。上・右から順に「お気に入りの服」「おいしいお茶」

「元気の出るメール」「青空と白い雲」 中段・右から 「あまいおかし」

「季節の花の香り」「ダイスキな音楽」「楽しみな予定」 そして下段

「流れ星」「寝る前に読む本」「焼きたてのパン」「ふわふわのタオル」

となっています。

そして、「ふわふわのタオル」がダイスキなので、句にしました♪

お気に入りの服で、美味しいお茶を飲んで、甘いお菓子も食べて

元気の出るメール戴いたら、素敵な予定が立ちます。

部屋には大好きな音楽が流れ、窓の外には青空と白い雲!

パンケースには焼きたてのパンが並んでるし

寝る前に読む本も ちゃーんと準備してある。

と ここまでは何とかなるかな(笑)

でもでも 流れ星はなかなか 見られないなぁ~~

書いてるだけで、こころがほんわりしてきます!

いつも こんな風にやさしい気分でいられたら、いいな。

うーん今年は「流れ星」探しに どこかへ行ってみようかな♪

                                

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コンポジションて何?

003                                                               

 啓蟄や裸婦に出逢ひし美術館  なを

  「けいちつや らふにであいし びじゅつかん」

季語は「啓蟄」 二十四節気のひとつ。「雨水」の後15日に当り

陽暦の3月6日頃です。土の中に冬眠していた虫を「啓虫」といい

その啓虫が穴から出てくるのが啓蟄。

今日は新しく六本木に出来た「新国立美術館」に行きました。

友人が新聞の景品で当てた、休館日に入場出来るチケットに

便乗して、付いていきました。

当選者だけしか入場出来ないので、少ない人数でゆっくり拝見。

オープン記念の出し物は『異邦人たちのパリ』 1900-2005 

新しい作品が多く、キュビズム・キネティシズム・シュールレアリスム

なんて言葉が飛び交っていて、抽象画 どっさり!(ちと頭痛)

そんな中に、具象の「裸婦」の絵が美しくて、ホッ♪

啓蟄の日の今日、穴から出てきた虫さんたちもビックリかな?

次々に新しい建物が建って、街は様変わりしていました。

サントリー美術館も近々オープンするそうです。

進化していくのは きっとステキなことなのでしょうが

無機質の建物には、温かさはないなぁ~ なーんて

ブツクサ云ってる私は、古い人間になってるのかな?

取り残されてもいい…歴史ある建物が大好きですねん!

  

| | コメント (4) | トラックバック (0)

たからもの♪

                                                                             

 雨の日のピンクの傘に桃笑ふ   なを

季語は「桃笑ふ」=「ももわらう」

実はこれは、私の《お誕生日季語》 なのでーす!

あるインターネットの句会に入れて頂いてます。

そこでは、みんな お誕生日の季語というのがあって

3月4日生まれのワタクシのは『桃笑う』

句友のおひとりが付けてくださったもの。

今日は皆さまが、その季語で俳句を詠んでくださいました!

とぉーっても 嬉しい!!!

戴いたものだから、勝手にここに掲載させていただいちゃいます。

桃と一緒に 私も幸せに酔って笑ってしまいます♪

皆さま 本当にありがとうございました♪♪♪

                                                                 

花桃やすでに微笑むばかりなり     (蘇生)  

青空があつてうれしや桃笑う       (やんま)

桃笑う中野杉並高円寺          (弁慶)

桃笑うすももももももももわらう      (海苔子)

これからの人生もまた桃笑う       (くりおね)

桃笑う桜も笑い初めており        (哲男)

桃笑う我モデルなる残り糸        (ひつじ)

桃笑うひひなのごとき君なりき      (葱男)

桃笑ふ切り髪ふればなを笑ふ      (海月)

すなをなるいろうつくしき桃笑ふ     (シナモン)

うなづけばふたつの頬に桃笑う     (昭)

桃笑うやさしきやさし目のかたち    (寂仙)

ケはすべて海に流して桃笑う      (アラマ)

ころころと桃笑むけふの日差しかな   (佳音)

桃笑う乙女のやうなまなざしで      (かつこ)

桃笑ふ佳き人に良き出会ひあり     (かよ)

転ぶなら起きればいいさ桃笑ふ     (司馬)

桃笑ふ心身ともにキレがあり       (括弧)

笑む桃やくすぐつたげに男衆       (潮音)

桃笑う屈託のなき片えくぼ         (白馬)

桃笑う見えてはならぬものばかり     (まこ)

笑む桃を冠とせむ白孔雀         (海渡)

桃笑う梅も桜も笑い出し          (shima)

 

| | コメント (10) | トラックバック (1)

怖くないお人形

Photo_20                                                            

 余所行きの顔してゐたる雛の日  なを

  「よそゆきの かおしていたる ひひなのひ」

季語は「雛」 「ひひな」=「ひいな」 です。

皆さま先刻ご承知でしょうから、ご説明なしでいいですね。

写真は『大内人形』です。『大内人形』は山口県の名産品。

大内氏24代守護大名の大内弘世が京から迎えた妻の

ホームシックを癒そうと、都から呼び寄せた人形師に人形を作らせ

御殿を飾って喜ばせたという物語に由来するものだそうです。

以前、萩・津和野に旅行に行った際に、大内塗のお店にも

立ち寄って、あまりのかわいらしさに買ってしまったものです。

大きなものは高かったので諦めて、小さなお雛さまをGET!

毎年 この時期に取り出して、にこにこ見ています。

今夜はやっぱり定番の「ちらし寿司」と「菜の花のお浸し」かな?

だーれもご招待していないけれど、少しだけお洒落して

桃の節句を愉しみましょう♪

皆さまのお宅では、どんな「雛祭り」なさいますか?

年に一度の、おんなの子のお祭です。

楽しく愉しく ちょっと余所行きのお顔で! ね♪♪

                                             

| | コメント (6) | トラックバック (1)

春の香り

Photo_19                                                             

 春の宵戀の便りに立眩み  なを

「はるのよい こいのたよりに たちくらみ」

季語は「春の宵」 春の日の暮れてまだ更けわたらないころ。

春の宵は明るく艶めいた感じで、そこはかとなく感傷を誘い

ロマンチックな雰囲気がある…歳時記より。

私の地域の郵便の配達は夕暮れ時で、夕刊より遅かったりします。

郵便受けの横に沈丁花があって、噎(む)せ返るほどの匂い!

ポストに手を伸ばすと、顔が花にくっついて目眩(めまい)しそう♪

自宅は路地の奥にあるのですが、その路地の入口の辺りまで

香りが漂ってくるほどです。

ダイレクトメールに目眩なんて、艶っぽくないから

ここはやっぱり、配達されるのは戀文じゃなくっちゃね(笑)

老若男女 問いません。 

どうぞ私に戀文を!!! かな。 あは♪♪

                                            

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »