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2006年7月

七月の終りに

                                                                               

 小豆入りワッフル当てに七月尽    なを

「あずきいり わっふるあてに しちがつじん」

季語は「七月尽」 七月が尽きること。七月末日。

「当て」は酒の肴(さかな)のことです。

夕方 家に帰ったらご近所の方からワッフルのお土産。

中身色々、美味しそう♪

で、ビールの当てはワッフルに決定!

そうやって、7月最後の日を過ごしたのでした。

梅雨もようやく明けて、明日から8月。

暑さもこれからが本番ですが、8日にはもう立秋。

立秋を過ぎると、残暑と呼ばなくてはならない・・・

う~ん ほんの少し季節ずらして欲しいような気がします。

夏休み中の子供さんの、痛ましいニュースが飛び込んで

きたりして暗くなってしまいますが、気分転換。

甘いワッフル&ビール この世の憂さを忘れさせてくれる

ちょっと楽しい組み合わせでした!

勇気のある方は、お試しあれ♪♪

                                             

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今日もセミ~

                                                                                     

 蝉時雨夢をなくしちやあきまへん   なを

「せみしぐれ ゆめをなくしちゃ あきまへん」

季語は「蝉時雨」 多くの蝉が一斉に鳴くのが雨のようなので時雨。

8年もの長い間、土の中に居て、ようやく出てきて羽化しても

10日くらいしか生きられない。

蝉の一生って・・・なんて思うのは、余計なお世話なのかな?

蝉の夢って何だろう? 立派な子孫を残すこと?

人の夢はさまざまでしょう。

そうした夢を失くしちゃったら人生愉しくない! 

人間は蝉たちより ずっとずっと沢山生きられるのだから

夢をどっさり抱えて 生きていくのがいいな♪

というのが、今日の実感! 

ねっ そうは思われませんか?

                                              

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蝉時雨間近!

                                                                                 

 初蝉にはなまる進呈街真昼   なを

「はつせみに はなまるしんてい まちまひる」

季語は「初蝉」 「蝉」の傍題です。

今年最初の蝉の声だから、初蝉。

鬱陶しい雨・雨・雨 の毎日でしたので 

お久しぶりの太陽に感動♪

少しばかり暑すぎたけれど、初蝉の声も聴くことが出来て

シアワセな気分で街を歩いておりました。

それがどうした! な、句ではありますが・・・

初蝉さんには、花丸(幼稚園で貰って嬉しかったでしょ?)を

差し上げることにいたしました のです。

テレビの番組ではございません。念のため(笑)

                                         

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雨は空から…

                                                                                  

 アメーバのごときこころや梅雨寒し  なを

「あめーばの ごときこころや つゆさむし」

って、読みのご説明は不要でしたね。

季語は「梅雨寒し」 入梅から30日間が梅雨。

雨が降ると気温が下がり、それを「梅雨寒」「梅雨冷」とも…

アメーバは、もとはギリシャ語で変化の意味があります。

原生動物、単細胞で大型のものでも直径0.2ミリ。

形を変えて仮足を出して移動したり食物を摂取したりする

のだそう。アミーバとも・・・

雨のせいか、気持ちが暗くなってゆらゆら揺れ動き、まるで

アメーバのようです。

気持ちを切り替えて、明るいものを詠みたかったのですが

気持ちに嘘はつけません。

今夜はアメーバでいようと思います。

雨の日は寒くて、心も冷えてしまう 困ったもんです。

一晩眠ったら 元気になれるかな?

明日は晴れるといいなぁ~~

                                       

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手紙 便り 文

                                                                                   

 パパからのカタカナの文風知草    なを

「ぱぱからの かたかなのふみ ふうちそう」

季語は「風知草」 しなやかで細く先端の尖った葉をもつ。

葉の表面は白、裏が緑、常に裏を見せているので「うらはぐさ」

とも呼ばれている。葉の風に揺れるさまが涼しげ…

昨日は吟行で、下町へ

千駄木の「観潮楼 跡」の「本郷図書館鴎外記念館」と

「根津神社」に参りました。

「鴎外記念館」で、森鴎外の使用していた文房具と

彼の出したもの、頂いたもの 手紙が沢山展示してあり

その中に、子供たちに宛てた長い巻紙の手紙あり。

『マリチャン アンヌコ ボンチ コドモタチミナヘ』と

それぞれに宛てたものが、カタカナでびっしり。

子供たちに分かるようにとの配慮ですね。

いかめしい外面とは違った情愛あふれる手紙に

感動しきりでした。

風知草は道端で見つけたもの。あの涼しげな雰囲気が

ぴったりだと思って付けました。

私は父から手紙など貰ったことなかったなぁ~~

ちょっとばかり 寂しく思ったことでした とサ。

                                              

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祭の余韻

                                                                                  

 ひさしぶり!はじめまして!の夏祭   なを

読み方のご説明は不要ですよね。

季語は「夏祭」 かつては「祭」といえば、京都の賀茂祭を

意味していました。「祭」は神様と人間の交流の場です。

春・夏・秋に神に祈りを捧げ、感謝する日本人ですが

夏祭は特に風水害、虫の害のないことを祈るものだとか。

でも私の「夏祭」は、そういった農業に関してのものでなく

『増俳』の10周年記念会を、夏祭に見立てたものです。

お知り合いの方、初めてお目にかかる方にご挨拶しまくり!

ちっとも俳句らしくないけれど、素直な気分を詠みたくて…

いまだに『増俳』に取り付かれている私を

今日までは、大目にみてやってくださいませ。

明日からは、霽れ(はれ)から褻(け)へと戻ります。

お祭はたまにあるから、愉しいのですもの ね♪

                                              

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愉しい宴

                                                                                 

 運命線ついと横切る恋螢    なを

「うんめいせん ついとよこぎる こいぼたる」

季語は「恋螢」 「螢」の傍題。

昨日の『増俳10周年記念会』に、投句したものです。

兼題が「螢」でしたので、少しでも変わった処を詠みたくて

飛んでいる螢ではなく、掌の上の螢を・・・

掌 うーーーん  手相がいいかしらん?

螢は恋の象徴よね?

で、こんな訳の判らない一句の出来上がり♪

参加の皆様の素敵な句を どっさり拝見して 

感動いたしました。

みーーーんな 凄い!!!

そして、楽しい愉しいひとときを過ごして参りました!

清水先生 皆さま ありがとうございました なのです。

またいつか が あるといいな♪♪

                                               

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明日が愉しみ♪

                                                                                     

 新しき出逢ひ求めて炎昼へ     なを

「あたらしき であいもとめて えんちゅうへ」

季語は「炎昼」 真夏の灼けつくような昼なかのこと。

日中のあまりの日ざしの強さと、それを嫌って人が

外出を避けるために、町がどことなく静まり返る不気味さ

も併せもつ…ということだそうです。

ちなみに、「炎昼」は、昭和13年刊行の山口誓子の句集

『炎昼』によって広まった季語です。

それ以前は「夏の昼」「夏真昼」などが一般的でした。

明日は清水哲男さんのサイト『増殖する俳句歳時記』の

十周年記念会(10年間 お疲れさまの会かな?)があります。

インターネット上で毎日愉しみに拝見していた仲間たちが

(お知り合いもあり、全くの未知の方もありですが)

123名も集うのです♪

今夜はワクワクしています。

8周年記念の会にも参加させて頂いて、その時にも出逢いが

ありました。今回も新しい出逢いがあることでしょう!

俳句が好きでよかったぁ~ って思っています。

楽しいイベントを詠めましたら、こちらに持ってきますね。

はてさて どうなることやら・・・ですが。

                                             

                                               

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『羽』といふ文字

                                                                                     

 半夏生羽衣を脱ぐ天女たち    なを

「はんげしょう はごろもをぬぐ てんにょたち」

季語は「半夏生」 二十四節気七十二候のうち

夏至の三候に当たり、夏至から十一日目

陽暦の七月二日ごろ。半夏という毒草が生ずることから

この名があるともいわれます。「半夏半作」といわれ

かつてはこの日までに田植えを終えるとされていました。

でも、半夏(烏柄杓:カラスビシャクの漢名)って

とても清楚で美しい白のお花です。

今日の句は、『羽』というお題で作ったもの。

昨夜の句会にも出してしまいました。

ほんの少し お点をいただきました(嬉)

解説してしまうとつまらなくなりますが、

半夏生の頃には、天女たちも暑くて

水浴びをするために 羽衣を脱ぐでしょう…

三保の松原に先だって出かけたときのことを

思い出して詠んでみました。

あなたは『羽』という字から、何を連想なさいますか?

                                              

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けふは七夕

                                                                          

 一年に一夜の逢瀬星祭    なを

「ひととせに ひとよのおうせ ほしまつり」

季語は「星祭」 七夕のことです。

今日が7月7日の七夕ということで詠みましたが

本当は「七夕」は、秋の季語なのです。

何故???

陰暦の7月7日は、陽暦の7月30日に当ります。

だから、立秋前のはずなのに、どういう訳か秋!

でも、今夜はそれを無視して夏に秋の季語を

使ってしまうことにいたします。

一年に一度しか、デート出来ないなんて残酷

なような気がしますが、お星さまの世界では

一年が、もしかしたら一週間くらいの感じかも…

そんな風にも思います。

空は曇っていて、天の川は見られませんが

雲の上の世界では、牽牛と織姫が愛を紡いで

いることでしょう♪

ロマンチックなお話は、いくつになっても大好き!

「七夕」の傍題には、ステキな言葉がどっさり♪

「星の恋」「星の契」「星合(ほしあい)」「願いの糸」

「星迎(ほしむかえ)」「星今宵」 等など

たまには、こんな御伽噺の世界にどっぷりと

浸るのも、いいと思われませんか?

                                      

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落語はいかが

                                                                                                                                                            

 噺家のカラフル着物梅雨晴間    なを

「はなしかの からふるきもの つゆはれま」

季語は「梅雨晴間」 梅雨だというのに晴れている時間・日。

昨夜は俳句仲間・三遊亭円左衛門師匠の噺を聴きに

両国寄席に行って来ました。

落語ブームとは名ばかり・・・

ちょっと閑散としたお客様に少しガッカリしました。

噺家さんたちは、どなたも熱心にお噺してくださって

とっても笑えて愉しいひとときを過ごしたので

私としては満足して帰りましたけど ね。

でもでも、噺家さんたちのお召し物のカラフルなこと!

子供の頃、TVで落語を聴いていた頃、落語のオジサンは

いつも黒の紋付袴なんていうイメージがあったせいでしょうか?

色とりどりのお着物を拝見して、嬉しくなってしまいます。

日本の大切な文化ですもの。

落語がいつまでも続く素敵な芸能として

存続していって欲しいものです。

皆さま お時間が許せば是非 寄席に足を運んで

くださいませね!

思いっきり笑うと、日ごろの憂さなんか吹っ飛びます♪

(料金だって驚くほど お安いし…ね)

笑う角には福来たる  ですよん♪

                                              

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7月になりました

                                                                                     

 あいすくりんさやうならよりこんにちは   なを

「アイスクリン さようならより こんにちわ」

季語は「あいすくりん」 アイスクリームのことです。

                                                 

今日も『増俳』がらみのお話をさせてくださいね。

6月末日に最終回を迎えた『増俳』でしたが

秋(立秋=8月8日)から、執筆者を増やして新しいスタート!

とっても嬉しいお知らせがありました。

最終回の一句は下記に…

 六月の氷菓一盞の別れかな  中村草田男

「ろくがつの ひょうかいっさんの わかれかな」

氷菓でお別れしたけれど、アイスクリンで再会です♪

だから、さようなら より こんにちは  かな♪♪

                                                           

それはそうと、「一盞」という言葉は俳句を始めたばかりの頃

先輩の一句が読めなくて、頭を抱えたことがありました。

 一盞に新生姜あり世阿弥の忌   水野李村

「いっさんに しんしょうがあり ぜあみのき    みずのりそん」

句会で、その選後講評の折に読み方を知り、感動しました。 

盞=杯(さかずき)のこと・・・ほぉー!

新しい言葉を知ると、いつも感動するのです。

まぁ それだけ 物を知らない・・・のですね(笑)

新しい『増俳』を楽しみに、これからもボチボチ自分らしく

俳句らしきものを、詠んで参ります。

みなさま おおらかに見守ってやってくださいませ。

よろしくお願いいたします。

                                               

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