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2006年6月

ずっと先のことだけど

                                                                                          

 十年後なにはなくとも白日傘    なを

「じゅうねんご なにはなくとも しろひがさ」

季語は「白日傘」 ご存じない方はいらっしゃいませんよね?

『増俳』=「増殖する俳句歳時記』が、今日10年の幕を

閉じました。10年間お休みもなく続けられた清水さまの偉業に

ただただ感服しています。

この場をお借りして「ありがとうございました」

申し上げたいです。

ふと、今日から10年後の私はどうしているのだろう…?

そんな気分に襲われました。

まず、その頃 元気に生きているのだろうか?

乗った電車がカーブを曲がりきれないかもしれない。

乗った飛行機は落ちるかもしれない。

飲酒運転の大きなトラックにぺしゃんこにされるかも…

それにそれに 怖い病気に罹るかも・・・

でも、元気でいると想定して、考えた一句。

白日傘を差して、しゃんとして歩いていたい かな♪

皆さまは十年後 どうしていらっしゃるかしら?

                                               

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6月が終わります

                                                                                       

 ピリオドがひとつ打たれて六月尽    なを

「ぴりおどが ひとつうたれて ろくがつじん」

季語は「六月」 その六月が終わることが六月尽

尽=①つきること ②月の末日  (広辞苑より)

毎朝 楽しみに拝見していた『増殖する俳句歳時記』

詩人の清水哲男さんのサイトに明日ピリオドが打たれます。

とてもとても寂しいです。

明後日からどうしやう・・・

秋から新しい企画がスタートするというご案内があるので

それまでじっと我慢してお待ちしませう。

だけど、明日は泣いちゃうかも…

え~~~ん え~~~ん

                                            

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サングラスでイイ女に?

                                                                                              

 真っ平御免なすつてくだせえサングラス  なを

「まっぴらごめん なすってくだせい さんぐらす」

季語は「サングラス」 解説は不要ですよね。

「真っ平御免」は相手に許しを請うときのことば。

ごめんなさい・失礼 等。

最初は『サングラス天下御免と風を切る』なんてのを

作りました。

でも、天下御免は世間一般に許されていること…とありました。

私はサングラスをかけると、人格も雰囲気も少し変わって

普段なら出来ないことも、出来てしまうような気がします。

だからといって、世間に許されている訳ではないので

まずは「ごめんなさい」を申し上げておこうかな なのです。

たまには、こんなハチャメチャな句も作ってみたくなります。

先だって作って笑われた一句

『生ビール約束なんてできないわ』 なんてのもありまして…

まぁ 色んな句を作って遊んでみたくなるのです。

顰蹙ものでしたら、真っ平御免でございます♪

                                              

                                     

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夜の花

                                                    

 相聞の歌詠む夜の合歓の花    なを

「そうもんの うたよむよるの ねむのはな」

季語は「合歓の花」 葉は夜、ぴたりと合わされて眠るので

「ねむ」の名がつけらたとか。花は夕方 開きます。

.淡紅色の絹糸のような花。

お友達が合歓の花をメールに添付してくださいましたので

詠んでみたくなりました。

夜咲く花には、相聞歌がふさわしいような気がして・・・

「相聞」とは、消息を通じ合う意で、万葉集の一部の巻に

見える和歌の分類のひとつで、唱和・贈答の歌を含むが

恋愛の歌が主だそうです。

「あひぎこえ」→「あいぎこえ」とも読むのだとか…

たまには、はんなりと戀の歌など詠んでみませう♪♪

                                               

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美しい田圃

                                                   

 畦道のただ真直ぐに青田風     なを

「あぜみちの ただまっすぐに あおたかぜ」

季語は「青田風」 植田(田植を終えて間もないころの田)が

いつの間にか青田に変わりその青田に風が吹き渡る。

それが「青田風」です。

以前、句会の兼題が『青田』ということがありました。

子供の頃に見て以来、青田をちゃんと見たことがない!

はたと気付いた私は教えてもらった処へ車を飛ばしました。

アクアライン(何であんなに料金高いの?片道4千円也)

抜けて、千葉の富津の先のほうまでただただ『青田』に

逢いに行ってまいりました。ふぅ…

でも行った甲斐はありました。

一面の青田青田青田!!!

畦道がどーんと真直ぐに伸びていて感動♪

風が吹くと青田の稲たちが一斉に揺れる。

それが青田波というのですね。

暑さが厳しくなっていくこれから…

青田風の爽やかさを思い出して過ごしたいと思います。

                                                

                                                     

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兵どもの夢のあと

                                                                                 

 青嵐ドルトムントに届かざる    なを

「あおあらし どるとむんとに とどかざる」

季語は「青嵐」 これも以前 ご説明したから割愛します。

今朝は4時に起きて、さむらいブルウ対イエロウブラジル

応援していました。

王者相手に奇跡は起きませんでしたねぇ~

ドルトムントに日本の青嵐は届きませんでした(ガックリ)

こうなったら、先日お邪魔した韓国の応援に切り替えます。

ガンバレ! 亜細亜♪♪

                                              

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風は大敵

                                                                                                                   

 風が吹くと眸が乾く

 風が吹くと躰が乾く

 風が吹くと心も乾く

                                  

  梅雨晴間風の最中に眸を捨つる   なを

  「つゆはれま かぜのさなかに めをすつる」

  季語は「梅雨晴間」 以前にも使った季語なので説明省略ね。

                                              

 一読 ギャア! って感じかしらん?

 私はコンタクト人間でして、風が強く吹いたりすると

 ドライアイになって、ほとんど物が見えなくなったりします。

 仕事から帰ってまず母に「眼を取ってくるね!」と云います。

 母も心得ていますので「早く取っていらっしゃい!」

 コンタクトを外すことなのですが、初めて聞いた方はギョッと

 なさいます(笑)

 眸を捨てる  とは、穏やかならざる表現ですが

 時々本当に捨てたくなる位 辛い時があるのです。

 母は63歳になるまで、近眼も老眼もなかった人でして

 その遺伝子を受け継ぎたかったなぁ~ というのが実感です。

 父はド近眼の人でした(そっちを受け継いじゃいました)

 眼のいい人が羨ましくてなりません。

 あ~~あ・・・

                                              

                                               

 

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梅雨梅雨梅雨

                                                   

 世界文学全集黴香る    なを

「せかいぶん がくぜんしゅう かびかおる」

季語は「黴」 梅雨どきにあらゆるものに発生する黴。

有益なものもありますが、命にかかわるものもあり…ですね。

先日の句会の兼題のひとつが「黴」でした。

少し前に、子供の頃に買って貰った世界文学全集と

日本文学全集を泣く泣く処分しました。

あまりにも、場所塞ぎでしたので・・・

そのどっさりの本の黴臭さを思い出して詠みました。

みなさまにも、そんなご経験ありませんか?

                                             

                                                      

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蛇も衣を脱ぎ

                                                                                                                  

 空蝉を宝石箱に横たへる    なを

「うつせみを ほうせきばこに よこたえる」

季語は「空蝉」 蝉の抜け殻のこと。

殻を抜け出した羽化したての蝉は

本当に息を呑むほど 美しい♪

その抜け殻「空蝉」を 箪笥の抽斗に入れておくと

着物が増える…そんな迷信?を聞いたことがあります。

私は、宝石箱に横たえてあげましょう。

美しさを永遠にとどめておくために・・・

実は、句会の兼題が「箱」でしたので出来た句♪

でも、自分で作って自分で気に入ったので掲載しました。

自己満足 赦してくださいね!!!

                                                

                           

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大雨は困りもの

                                    

 空欄は空欄のまゝ梅雨に入る    なを

「くうらんは くうらんのまま つゆにいる」

季語は「梅雨に入る」 立春から数えて135日目が入梅で

以後30日間が梅雨と言われています。

年によって違いはありますが、暦の上では…ですね。

時々 自分の書類を書きます。

夫の欄、子供の欄は 空白・・・

そんな時 やっぱりふっと寂しさがよぎります。

愉しいことを沢山考えると 忘れてしまうのですけど。

梅雨入りの少しの侘しさに 空白の欄を連想しました。

ただそれだけの 入梅の一齣なのでした。

さぁ カラフルな傘でもさして 鬱陶しい梅雨を

乗り切りませう♪♪

この季節 大好きな紫陽花もあちこちで

咲き誇ってくれますし・・・ねっ!

                                                

                                               

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ガンバレ ニッポン

 水無月の侍ぶるう発進す     なを

「みなづきの さむらいぶるう はっしんす」

季語は「水無月」 陰暦六月の異称で陽暦の七月のこと。

ですから、少し気の早い季語なのですが

「みなづき」という言葉と「ぶるう」が響きあうような気がするので

せっかちに使っています。

いよいよ今夜 もうすぐ W杯・豪州戦です!

初戦に勝って、波に乗って欲しいですね♪

いつもは いい加減に見ているTVですが

今夜は正座して、しっかりと拝見するつもり。

さぁ ジーコ・JAPAN 発進です♪♪

わくわく・・・

                                              

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水凉し

 噴水の創るそよ風白き椅子    なを

「ふんすいの つくるそよかぜ しろきいす」

季語は「噴水」 一年じゅうある噴水ですが、噴き上がる水

落下する水 飛び散る飛沫 ときにかかる虹 そのいかにも

涼しげな味わいから、夏の季語とされているようです。

噴水の傍に行くと、ふわぁ~っと風が流れてきます。

風を創っているのだなぁ と感動♪

側らにある白い椅子に座って、風を満喫する夏の午後。

静かで ゆるやかで 気持ちのいい時間。

そんな雰囲気を詠んでみたくて・・・

「創る」という文字・言葉に抵抗がある…と、句会で

辛いコメントを頂きました。

でも、創るんだもん! いいことにしちゃいます♪♪

                                                

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またね ソウル

Photo                               

 アンニョンヒ・ケセヨまた参ります夏帽子

「あんにょんひ・けせよ またまいります なつぼうし」

季語は「夏帽子」です。夏に被る帽子すべて…

写真は、韓国のお灸です。大きくてどうやって使用するのか不明。

実演があったら、面白かったのに・・・

漢方市場の最後に見つけました。

ビックリしてパチリ♪

この後は、お買い物をして、荷物を預けていたホテルに帰り

そこで、句会をしてからタクシーで空港へ急ぎました。

タクシーの運転手さんは、日本語がとてもお上手。

週に2回、日本語学校に通っているとのこと。

名刺を頂いて、今度来る時はまたお願いします…と約束。

夏帽子をしっかと被った我々は、ソウルを後にしたのでした。

今回で一応、ソウル吟行はお仕舞にします。

見てくださってありがとうございました♪♪

※アンニョンヒ・ケセヨ=さようなら                                              

                                                 

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ひとやすみ

 小夜更けて富士山てふ名のビール酌む   なを

「さよふけて ふじさんちょうなの びーるくむ」

季語は「ビール」 夏ならではのビール!

格別ですね♪

夕方 買い物に行ったら『富士山』というビールを

売っていました。躊躇なく購入!

味音痴の私ですが、美味しい♪

名前のせいもあるのでしょうが、ニコニコして飲んでいます。

今夜はソウルっ句は、お休み。

ビールを頂いて、休憩です。

面倒なこと、哀しいこと、みんな忘れて酔っ払っちゃおう!

澄み切ったあをぞらのもとで、富士山に逢いたいなぁ~

ささやかな 今の願いです。

ささやか じゃないのかしらん?

お風呂上り 濡髪のまま ビールを呑んでます。

ほんの少しの 贅沢♪♪♪

                                             

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働く女たち

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 ハルモニのチェンバン重し朝曇   なを

「はるもにの ちぇんばんおもし あさぐもり」

季語は「朝曇」 俗に「旱(ひでり)の朝曇」といって、朝曇は昼から

暑くなる兆しだそうです。

ハルモニは おばあさんのこと。 チェンバンは お盆とかお皿の意。

おばあさんが、頭にチェンバンと呼ばれるドーナツのようなものを

載せて、その上に大きな重たい荷物を乗っけて運んでいるのに

出逢いました。行商や、配達をするのだそうです。

公園では、ハラボジ(おじいさん)たちが、韓国の将棋を指して

遊んでいました。どこの国でも、女が頑張っているようです(笑)

ハラボジのお一人が、以前 茨城にいらしたことがあると

話してくださいました。

地下鉄で知り合ったハルモニさんは、昔習ったという

童謡や、唱歌を歌ってくださいました。とてもお上手♪

私たちの知り合った方々は、反日感情とは無縁でいらした…

そんな感じを受けました。

政治の世界では、色々と大変なようですが・・・

                                                

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何でも漢方薬に…

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 夏めきて漢方市場に怒声飛ぶ    なを

「なつめきて はんばんしじゃんに どせいとぶ」

季語は「夏めく」 夏になった心の驚きをあらわすことばです。

夏本番前のよろこびを、柔らかく表現している…と、歳時記に。

漢方市場をハングルでは、「はんばんしじゃん」と云うようです。

間違いがありましたら、ごめんなさい。

築地や、アメ横の何倍も広い漢方市場では、あらゆる漢方薬を

売っていて賑やかで、買い手と売り手の間で声高のやり取り。

喧嘩している訳ではないのでしょうが、喧嘩みたいで…

私はキョロキョロ、ウロウロしていて、後ろから怒鳴り声!

リヤカーを引いたハラボジ(おじいさん)に睨まれてしまいました。

でも、面白かった♪

百足虫(むかで)の干したのも、ありました!

何に効くのか、聞くのを忘れました。残念!!!

                                               

  

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辛いけど 美味しい!

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 にぎやかな韓国料理青嵐     なを

「にぎやかな かんこくりょうり あおあらし」

季語は「青嵐」 青葉のころに吹きわたる清爽な、やや強い風。

韓国の定食屋さんに参りましたら、小皿が30種類以上出てきて

感動してしまいました♪

何から手をつけていいのやら・・・

韓国に留学されていた方が同道してくださっていたので

同じ韓国のお料理でも、定食屋さん・お粥屋さん・焼肉屋さん

それに、漢方のお茶をいただけるお店、居酒屋さんにも

行くことが出来ました。充実した食生活なのでした!

大好きなキムチもどっさり頂きました。

キムチが本当に美味しいのは、一番寒い時なのですって…

いつか躰じゅうにホカロン貼り付けて 行くゾォ!!! 

                                    

                          

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ハングルを学びたい

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 ハングルの地下鉄案内梅雨晴間   なを

「はんぐるの ちかてつあない つゆはれま」

季語は「梅雨晴間」 梅雨のうち、半日や一日 

あるいは1,2時間晴れること。

走り梅雨の東京を離れて、ソウルに着いたら晴れていて・・・

地下鉄の駅も、街もすべてハングル文字で溢れかえっていました。

当たり前ですが…

でも、最初のカルチャーショックが消えたら、そのハングル文字が

読めないのに、読めるかのような気分になっていました。

お勉強すれば、読めるようになるかもしれないゾ!

なんて、思える位 馴染んでいました。

あちらの地下鉄の駅は、すべてに番号がついていて

とっても判りやすかったです。

125番で乗って、133番で降りる とか ね。

(東京のメトロでも、最近は番号をつけているようですが

外国の人間には、ありがたいことですね♪)

でも、次に行く時は番号を頼らずにハングルが読めるように

なっていたいなぁーと、しみじみ思っておりました。

(写真は、ソウル駅です)

                                                

 

 

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ソウルの虹

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夕虹の立ちしあたりのあすなろう   なを

「ゆうにじの たちしあたりの あすなろう」

季語は「虹」です。夏の夕立のあとに多く現れます。

朝虹が立てば雨、夕虹が立てば晴 という俗説のとおり

次の日は晴れて、暑い日でした。

東京では、ここ何年も見ていないので(私だけかも)

とても感激して、しばらく佇んで眺めていました。

「あすなろう」は、翌檜(あすなろ)のことです。

本当にあった訳ではないのですが、想像で・・・

二泊三日の吟行(合宿?)で、座れば句会!

そんな感じで過ごしてきました。

行きの飛行機の中で、まず袋廻し句会(ギャ)

お茶のあとに句会、夕食後の句会…

帰りの飛行機でも、勿論 句会なのでした(嗚呼)

都合8回の句会で、詠んだ句の中の思い出せるものを

ぼちぼち掲載させていただきます。

                                                 

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