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2005年12月

さぁ 大晦日!

 もうひとつ吾が身の欲しき大晦日  なを

「もうひとつ わがみのほしき おおみそか」

季語は「大晦日」です。勿論!

昨日はあまりにも疲れていて一句作れませんでした。

ごめんなさい。

昨日中に何とか年賀状を…と思っていたのですが

プリンターの調子が悪く、30枚宛名書きに失敗・・・トホホ

今から、お膾・お煮しめ・数の子etc に取り掛からなくちゃ!

その間に、年賀状も買って来なくては・・・・・やれやれ です。

躰がもうひとつ欲しくなるの、判っていただけます?

さあ、今年最後の頑張り♪ 猫の手も借りたいけれど

必死に頑張るゾぉ なのです。

皆さまも ご自愛されてよいお年をお迎えくださいませ!!!

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今年も残り2日…

 淡々と御用納めの日も暮れて  なを

「たんたんと ごようおさめの ひもくれて」

季語は「御用納め」 文字通り年内最後の仕事を

終える日…でしょうか。

今日は私の御用納め、急ぎの仕事を片付けて

時間まで働いて、周りの方に今年一年のお礼と、

来年もよろしく…と、ご挨拶 それだけです。

職場は明日までなので、私ひとりの御用納めです。 

仕事始めは4日からですから、そんなに長い休暇

ではありません。明日・明後日とお正月の準備を

バタバタとすることになります。やれやれ…です。

どなたさまも有意義な年の瀬をお過ごし下さいませ♪

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戀唄№2 

 もう逢へぬ人にも賀状書いている  なを

「もうあえぬ ひとにもがじょう かいている」

季語は「賀状書く」 説明は不要ですね。

ようやく年賀状を買って、先日初期化してしまった

PCの住所録を、以前のバックアップのCDから

取り込む作業をしていました。

本文を書くのは、明日 かな。

失恋して、逢えなくなった人にも賀状は書くのです。

バカみたい なんですけど…ね。

もう一句 賀状で 詠んでみました。

 賀状書く余白に愛を一雫  なを

 (がじょうかく よはくにあいを ひとしずく)

いよいよ今年もあと3日、明日までお仕事して

明後日から年用意です。賀状も書かなくちゃ ですね。

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今夜は恋唄…かな?

 水仙花逢へないひとに戀の文  なを

「すいせんか あえないひとに こいのふみ」

季語は「水仙花」 厳しい冬に清楚に凛として咲く花。

お花は凛としているけれど、女心はうらはらで、

逢えない人に、逢いたいと文を出す…そんな

女心を詠んでみました。

ちょっと可愛くて、我が侭な女の心なのです♪

こんな句もたまには、いいかなって思いました。

いかがでしょうか?

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オールクリアで願います

 数へ日や今年の罪を御破算に  なを

「かぞえびや ことしのつみを ごはさんに」

季語は「数へ日」 年の終わりに近づき、正月を

迎えるのを指折り数えているという意味。

いよいよ、今年も終わりなので、この一年の

自分の重ねてきた罪を、御破算にして下さい…

そんな虫のいい考えの一句なのでした。

反省しつつ、来年もきっと今頃、同じように

考えているのかも・・・ですね。トホホ

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清しこの夜♪

 クリスマスワインで祝ふ仏教徒  なを

「くりすます わいんでいわう ぶっきょうと」

季語は「クリスマス」 関連の季語として「聖誕節」「降誕祭」

「聖夜」「聖樹」「聖歌」「クリスマス・イヴ」等。

今日は先日亡くなった叔母の四十九日がありました。

数珠を持ち、仏様に手を合わせてきました。

帰ってきて赤ワインを開けて、呑みながら

私は仏教徒なのに、何か変だなぁ…

などと考ええいまいた。

でも、面倒なことはどうでもいいですね。

楽しい行事は、どんどん楽しんでしまいましょう♪

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メリー・クリスマス♪

 歳晩やパレアナごつこ始めませう  なを

「さいばんや ぱれあなごっこ はじめましょう」

季語は「歳晩」です。年の暮のことです。

同意の季語:年末・歳末・暮歳(ぼさい)・年の末・年の際

年の瀬・年の終(おわり)・年の残り・年の別れ・年暮るる

年尽く・年果つ・年つまる 等あります。ふぅ…

「パレアナごっこ」というのは、私がつけた名前です。

子供の頃、『少女パレアナ』という本を読みました。

ほとんど忘れかけているのですがこんな内容でした。

牧師のお父さんと二人暮らしの、少女パレアナの物語。

お父さんは貧しいので、少女にプレゼントなんて

出来ません。少女は、毎年慰問でプレゼントされる物を

楽しみに待っているのです。

ある時、少女はお人形が欲しいと思います。

慰問の袋に入ってないかしら…

でも、お人形の代わりに入っていたのは松葉杖。

少女は泣きます。その時、お父さんの一言。

「その松葉杖を使わなくていいことを喜びなさい!」

松葉杖が必要な方には、失礼なお話かもしれませんが

その時、私もすべからく物事はいい方に解釈して

生きていけば 幸せなんだって知りました。

今日、句会のまとめを作って印刷しようとしたら

プリンターが動かない、その上、PCがフリーズする…

サポートセンターに電話しても、色々教えて下さったけれど

やっぱり駄目で、今入っているプリンターの情報を削除して

もう一度、インストールしてみました。

そうしたら、何とプリンターが復活しました。

まだ買い換えてから一年位しか経っていないのに

又、新しくしなければいけないのか…と

ガッカリしていたのですが、OKでした。ホッ

これが今日の「パレアナ」かな?

昨日はあまりにも眠くて、更新できませんでした。

もしも待っていて下さった方がいらしたら、

ごめんなさい! です。

お詫びと一緒に 皆さまが素敵なクリスマスを

お過ごし下さるように、お祈りいたします。

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夜の一番長い日

 柚子湯入るただつかのまの夢に棲み  なを

「ゆずゆいる ただつかのまの ゆめにすみ」

季語は「柚子湯」です。今日は冬至ですから、

柚子湯に入って、南瓜を食べる習わしです。

今夜の柚子湯は、贅沢に8個の柚子の香りに

満ち満ちていました。

束の間、温泉気分、夢気分…かしらん。

明日からは、寒いけれど 一日一日 日脚が伸びてゆく。

年も明けていないのに、気が早いけれど、春が待ち遠しい♪

『冬来たりなば 春遠からじ』です。

暫くの間、おとなしく春を待っていようって、思っています。

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今夜は雪?

 大寒波来るらしミルク温むる  なを

「だいかんぱ くるらしみるく あたたむる」

季語は「寒波」 天気予報によると、今夜から大寒波の

襲来だとか…おお怖!

といっても、ここ東京では、大して雪も降らないようです。

その他の、九州から北海道までは、大雪になりそう・・・

今からお見舞い申し上げておきます。

どうぞ、ご無事で!!!って、お祈りするばかり。

私は、寒い時にはホットミルクか熱燗で 温まります。

お酒が切れちゃったので、今夜はミルク

躰の中を暖めて、外側は行火で暖めて

早いとこ寝てしまおうかな って思っています。

なんて云いながら、夜更かししてしまう駄目な人なのですが…

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毎日バタバタ

 足し算が掛け算となる年の暮  なを

「たしざんが かけざんとなる としのくれ」

季語は、ご存知「年の暮」です。

忙しい年の瀬、足し算だって掛け算に 変身しそうです。

そんな慌しさを 詠んでみました。

毎年のことなのだから、早めに何とかすればいいのに

中々そうもいかなくて・・・

まだ 年賀状も買っていない始末です。

もう売り切れてたら どうしよう…

何処へも行かないで、何にもしないで

ぼんやりしている時間の欲しい、今日この頃。

こんなにアタフタしているのは、私だけかしらん?

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やれやれ…です

 何もかもいやんなっちゃう年の暮  なを

読み方のご説明は不要ですよね。

季語も「年の暮」って、お分かりになるでしょうし・・・

昨日お話した母の怪我は、ひび ではなくて骨折でした。

昨夜の先生は外科のご担当の方でしたので

お分かりにならなかったようです。

今朝 整形外科に母と一緒に行きました。

レントゲンをご覧になった先生が、

これはきれいな骨折です…と仰いました。

多分、手術は必要ないでしょうが、ギブスをして

しばらく様子を見ましょう─ということに。

何だか予定が狂ってしまって いやんなっちゃう!

なのです。

今日はもう とっても素直な今の心境を詠みました。

骨折って、どの位で 治るのかしらん…

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さぁ 大変!

 極月の逢魔が時の暗きこと  なを

「ごくげつの おうまがときの くらきこと」

季語は「極月」 12月の異称・しわす・ごくつき とも。

逢魔が時は、大禍時(オオマガトキ)から転じた語。

禍いの起る時刻の意で、夕方の薄暗い時を差します。

今日は、親戚の新築祝いに国立まで出掛けました。

夕食を近くのレストランに予約してある…ということで

大学通りのクリスマスツリーを見学しながら歩こうか…

そんなことで、薄暗い道を歩いておりましたら

上を見上げた母が転倒。左手打撲!

レストランまで、ようよう辿り着いてお食事。

帰りは親戚の家まで タクシーを使いました。

母の手は、痛みが増し、腫れあがっています。

挨拶もそこそこに、大急ぎで車を飛ばして帰り

掛かり付けの総合病院の夜間外来へ・・・

ヒビが入ってしまったようです。

道が暗かったし、段差があったからねぇ~

そんなことを言い合っていましたが

道の暗さもさることながら、気持ちも暗くなって

今日の一句になりました。

皆さまも、逢魔が時には ご用心ご用心!!!

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今年の日記も終わります

 古日記罪のあれこれ閉ぢ込めて  なを

「ふるにっき つみのあれこれ とじこめて」

季語は「古日記」で、「日記買う」という季語もあります。

今年一年の罪をみんな帳消しにして古日記を閉じる…

そんな気分を詠んでみました。

来年こそ 良い年でありますように♪

少しだけ 気が早いかしらん。

これから 冬至が来て、クリスマスがあって

そして大晦日が済んだら 新年! あ~あ…

一年の過ぎるのが 何と早いこと!!!

残り少ない今年のうちに 心に積もった埃を

取り除いてしまわなくては・・・

なんて、そんなことが出来たらいいなぁ~

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猫のこと

 ほんたうは淋しがりやの竈猫  なを

「ほんとうは さびしがりやの かまどねこ」

季語は「竈猫」 猫は寒さに弱く、昔は火の消えても

暖かい竈の中にいつの間にか潜り込み、家人に

追い立てられて灰だらけで飛び出してきたのだそうです。

他の表現として「灰猫」「炬燵(こたつ)猫」「かじけ猫」等。

俳人・松本たかし先生のお句にこんなんがあります。

 薄目あけ人嫌ひなり炬燵猫

それに刺激されて、私は淋しがりの猫を詠みました。

今まで一度も、犬も猫も飼ったことがないのですが、

寒くなると、何故だか 子猫を飼いたいなぁ…

なんて思っている近頃の私です。

相性のいい猫に出会えたら、真剣に考えることにします。

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忘年会のシーズンですね♪

 年忘和やかにして賑やかに  なを

「としわすれ なごやかにして にぎやかに」

季語は「年忘」です。「忘年会」のことですね。

一年間の無病息災の感謝と労苦をねぎらうために

親しい友人や親戚が集い宴席を設けること。

「年忘」は、室町時代から見られる語だそうです。

今日は、ネットで参加させて頂いている句会の

新年句会の打ち合わせ 兼 忘年会でした。

和気藹々 賑々しく 愉しく 過ごしてきました。

それを素直に詠んでしまったので

あんまり面白味のない一句になりました。

ごめんなさい…眠くて こんな句しか出来ません。

明日はもう少し 俳句らしい句を目指しますので

お許しくださいね。おやすみなさい。

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白い息で深呼吸

 道端で悴んでゐる呼気吸気  なを

「みちばたで かじかんでいる こききゅうき」

季語は「悴む」 寒気で手足が凍えて思うように

動かなくなること。手足だけでなく体全体が

動かなくなることもあり、気持ちも凍えていじける…

というような意味のことが 書いてあります。

私はそれに加えて、呼吸も悴んでいるようだって

思いました。それも道の隅っこで‥‥

毎日のように、「この冬一番の寒さです!」

勝ち誇ったようにのたまう天気予報士さん。

たまには、「今日は小春日和で暖かです♪」

そんなお言葉も欲しくなりますねぇ。

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冬は行火♪

 行火抱く我に乾燥注意報  なを

「あんかだく われにかんそう ちゅういほう」

季語は「行火」です。説明不要ですよね?

冷え性の私はもう2ヶ月前から、行火を使っています。

それも2つも…笑っちゃうでしょう!

低体温のせいでしょうか 夜になると

身体の中の血液が氷るような気がします。

お風呂に入ってしばらくは大丈夫なのですが

ぐずぐずしていると、もう氷り始めてる…

で、行火なのです。

空気がこんなに乾燥してくると、自分も干からびる。

そんな気分の一句なのでした。

冬でも足が熱くって…なんて方が羨ましい昨今です。

これから益々 冬本番!あ~あ 春が早く来ないかなぁ~

って、無茶な願いでしたね。はい。

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昨夜は初雪が…

 ポインセチア淋しき時間の幕上がる  なを

「ぽいんせちあ さびしきときの まくあがる」

季語は、ご存知「ポインセチア」 Xマスの定番。

街中にポインセチアが飾られ始めると、何だか無性に

淋しくなります。クリスマスを一緒に過ごす人がいない…

勿論 母はおりますが ちっともロマンチックじゃないでしょ?

揺れる蝋燭(ろうそく)を真ん中に ワインを酌み交わして

微笑みあって過ごす人のいない私の僻みでしょうねぇ~

そのまんま お正月になだれこんで やっぱり淋しい…

こんな季節は とっとと消えて欲し~い!

愚痴はキライなのに、つい言ってしまいました。

やだやだ もうやめにしますね。

明日はもっと愉しい句をお届けしようと思います。

今日だけ ごめんなさい・・・です。

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少しはのんびりと…

 アフタヌーン・ティは障子のひかりごし  なを

「あふたぬーん てぃーはしょうじの ひかりごし」

季語は「障子」 ?って思われる方もいらっしゃるでしょうね。

昔の住居では、冬になくてはならないものだったようで

そこから 冬の季語とされたのでしょう。

ちなみに、「襖」・「屏風」・「絨毯」も、冬の季語です。

晴れた冬の日、障子の光越しに午後のお茶を頂くって

なんだか柔らかで、穏やかでいい感じ しません?

そんなゆったりした時間を持てないからこそ

詠んでみたかった一句なのです。

忙しい年の暮れの私の憧れ でしょうか…

皆さまはこの年の暮れ どんな時間をお過ごしですか? 

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冬のひとこま

 裏木戸の軋みの音や花八手  なを

「うらきどの きしみのおとや はなやつで」

以前、他の句会にも出してしまった句ですが

今夜のたみ句会にもちゃっかり出句してしまいました。

いかにも俳句らしい…というコメントもありましたが

そこがいいと云ってくださる方もあって

お陰さまで高得点を頂きました(嬉)

この句は実景に近いものがありまして

我が家の裏木戸は軋んでいます。

花八手は、裏木戸近くにはなくて玄関脇に

こっそりとあるのですが、まぁ実景ということで…

京都の吟行句は昨日までということにして

今夜から、再び日常を詠んでいこうと思っています。

どんな句が飛び出すことやら‥‥

余り期待なさらずに待っていてくださいね♪

 

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昨日の続きです

 迎鐘千年前の古都も冬  なを

「むかえがね せんねんまえの こともふゆ」

季語はそのまんま「冬」です。

昨日の六道珍皇寺のお話の続きです。

このお寺には、古来よりその音響が十萬億土の冥土まで

届くと信じられている鐘があり、亡者はそのひびきに応じて

この世に呼び寄せられるといわれています。

盂蘭盆には精霊を迎えるために撞くので

「迎え鐘」といいます。

冬の今、私たちは自分を浄めるために

この鐘を撞かせていただきました。

除夜の鐘には使わないそうです。

古いものなので、余りに多くの人が力任せに撞くと

痛んでしまうのですって…

ゴーンという、静寂のなかにひびく鐘の音に

千年前も同じ音がしていたのだなぁ って感動。

とても良い体験をさせて頂いたのでした。

ひとつ、耳寄り情報(でも ないかも)

三途の川っていうのがありますよね。

亡くなった方が渡るという川です。

舟で渡るので、船頭さんに心づけを と、

お金を持たせて旅立たせる のが普通でしょ?

ところが、舟で渡るというのは江戸時代からの

言い伝えなのだそうです。

こちらのお寺で、重要無形文化財のような

掛け軸をみせていただいたのですが

お軸のひとつに人間の一生が描かれているものが

ありまして、最後に冥土に行くのに橋を渡っているもの

がありました。

三途とは、川を渡る手段のことでして

罪のない人は橋を渡る。少し罪深い人は踝まで水に

浸かって歩いて渡る。極悪人は泳いで渡るんだそうです。

で、渡った先におばあさんがいらして

渡ってきた人の衣服を脱がせます。

その着ていた服を、木の枝にかけるとそのしなり具合で、

行き先が決まるのです。

橋を歩いてきた人は濡れていませんから軽くてしならない。

極楽行きですね。少し濡れた人は、少ししなる…何処行くの?

そして泳いだ人のは、ぐっしょり濡れているからとってもしなる。

即、地獄行きですよね!

もしも橋を渡れないのなら、せめて歩いて行きたいなぁ…

折角千年前の鐘の音に心静められたのに

そんな世知辛いこと思ってはいけない…ですね。

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輪廻転生・因果応報!

 六道のみちに迷ひし十二月  なを

「ろくどうの みちにまよいし じゅうにがつ」

季語は勿論「十二月」 一年最後の月ですね。

京都修学旅行の最後は『六道珍皇寺』でした。

「ろくどうちんのうじ」と読みます。

平安・鎌倉時代は東寺に属した愛宕(おたぎ)の地にあり

葬送地鳥辺野の入り口にあたっていて

現世と冥土の架け橋になる場所なのだとか…

六道詣りの寺として栄え、8月のお盆には

4日間で10万人もの人がお参りにみえるそうです。

「六道」とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上のことで

人は因果応報により、死後はこの六道を輪廻転生する

(生死を繰り返しながら流転する)のですって…

この寺の裏庭には小野篁(たかむら)が夜毎

冥府通いのために使ったという井戸があり

今でも霊気漂う場所の為、一般の人間は近づけません。

小野篁(802年~852年)のご説明を少し…

嵯峨天皇に仕えた平安の官僚で、昼は朝廷に出仕し

夜は閻魔大王の王宮の冥官であったという伝説の持ち主。

もしかしたら、本当のことかもしれない そんな雰囲気でした。

私はといえば、一体自分が人間なのか、はたまた餓鬼なのか

そんなことも判らずに、道に迷っているばかり‥‥

(何か歌の文句にもあったような─?)

今日はここまで、続きはまた明日。

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ちょっぴり怖い古都

 初時雨物の怪の棲む枳殻邸  なを

「はつしぐれ もののけのすむ きこくてい」

季語は「初時雨」。京都の北山時雨は有名ですが、

今年初めての時雨を京都で体験しました。

晴れていたかと思うと雨が降り、また晴れるという

繰り返しのお天気でした。

京都滞在4日目は、源氏グループで午前中は

上賀茂神社そして下鴨神社と糺(ただす)の森を拝見。

午後には渉成園、別名:枳殻邸に参りました。

周囲に枳殻(からたち)が植えられていた事から

名づけられたそうです。

ここは、平安時代初期に嵯峨天皇の皇子で

左大臣の源融(みなもとのとおる)が、奥州塩釜の

景を移して難波から海水を運ばせて作った

六条河原院苑池の遺跡だとか。

源氏物語・夕顔の巻で光源氏が夕顔を連れてきた

「某院(なにがしのいん)」のモデルになっていると

言われている曰く(いわく)つきの場所です。

この「某院」で、夕顔は物の怪に命を奪われる…

のですが、大変美しい場所にもかかわらず

いかにも物の怪の棲む処だと感じました。

園に入ると、静かだった木々がザワザワと…

急に風が強く吹いただけなのでしょうが

背筋がぞわっとしました。

やっぱり物の怪はここにいる…と感じたのは

私だけではありませんでした。

時雨の寒さも手伝って、少しばかり心がひんやり。

見事な紅葉のお庭も、怖く感じてしまいました。

やはり千年の歴史というのは、凄いものですね!

都には、魔物が棲んでいるのですもの  でしょう?

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紅葉は美味しい?

 冬紅葉目にもご馳走曼殊院  なを

「ふゆもみじ めにもごちそう まんじゅいん」

季語は「冬紅葉」です。「紅葉」だと秋の季語。

冬に紅葉している木を表しています。

初日に連れて行っていただいた「曼殊院」は

それはそれは見事な紅葉のオンパレード!

見ているだけで、胸いっぱいになりました。

超有名スポットの「詩仙堂」から、少し離れた処に

あるので、人も少なく穴場の紅葉の名所でした(嬉)

その晩は、案内して下さった方の奥様も交えて

3人で京料理を満喫。

目にもご馳走、お腹にもご馳走の愉しい一日でした。

今夜はここまで‥‥続きはまた明日♪

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ただいま~♪

 山眠るまではけはひし比叡山  なを

「やまねむる までは化粧(けわい)し ひえいざん」

季語は「山眠る」で冬です。

山には擬人化した季語があって、春は「山笑ふ(わらう)」

夏「山滴る(したたる)」 秋が「山粧ふ(よそおう)」です。

冬の京都に5日間、行って参りました。

初めは一人旅、あとは「古語で読む源氏物語」の仲間との

修学旅行のような旅でした。

最初の日は、京都のお友達が憧れの圓通寺(えんつうじ)に

連れて行ってくださいました。

垣根が低くなっていて、借景が比叡山でした。

初冬の京都でしたが、紅葉は見頃で山も眠っていません。

比叡のお山も、まだまだ眠くないようでした。

紅葉の盛りは過ぎていましたが、粧っていました。

圓通寺のお庭には、見事な紅葉があって綺麗でした。

人間って(私だけかな?)あんまり美しいと言葉が出てこない…

折角の吟行(作句のために野外や名所旧跡等に出掛けること)

でしたが、なかなか作句出来ませんでした。

でもあちこち歩きましたので、今日から少しづつ詠んでいきます。

                                                  

待っていて下さった皆さま(誰も待ってなんかいない? ですね)

今日からまた、駄句駄句のはじまりはじまり…なのです。

よろしくお願いいたします!

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