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2005年8月

美味しい秋

 けふの嘘かぞへてつまむぶだうかな  なを

けふ=きょう ぶだう=葡萄(ぶどう)→秋の季語 です。

今夜は、新橋で句会がありまして、遠く岡山から参加された方が、

今朝採れたての葡萄を皆にお土産。

甘いその味と香り…とっても倖せを感じました。

挨拶句というわけでもないのですが、葡萄の句を

何とか─と、思って詠んだ一句です。

葡萄をつまみながら、今日ついた嘘を思い返している、

そんな風な感覚で作りました。

指折り数える程の嘘はついていないのですが…(笑)

気分を感じて頂けましたら、有り難いです。

秋は果物の美味しい季節。

葡萄、梨、林檎、柿etc 嬉しい季節ですねぇ♪

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秋の風

 肉叢のうちを色なき風過ぎる  なを

「ししむらの うちをいろなき かぜすぎる」

肉叢は、肉のかたまり、肉体のことです。

そして『色なき風』が秋の季語。

紀友則が「秋風を色なきものと思う」と言ったことから、

きたもののようです。

躰の中を秋風が吹き抜けてゆく…そんな感覚を

詠んでみたかったのですが。

それにしても、秋風を色なき風といいなした…その風雅に

感動いたします。

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想い出の虫

 邯鄲の想ひ出ひとつうすみどり  なを

「かんたんの おもいでひとつ うすみどり」

邯鄲は、コオロギ科の虫。全身が緑色をしていて、

繊細な感じがします。昔、中国の邯鄲の町で、

盧生が、夢の中にこの世の栄枯盛衰を見て人生の儚さを

痛感したという、邯鄲の夢の故事から名づけられたそうです。

その昔、好きだった人と生まれて初めて邯鄲を見ました。

その時のことを思い出して、作った一句です。

うすみどり色のとても綺麗な虫でした。昼間でしたので、

ル・ル・ル・ル という鳴き声は聴けませんでしたが、

甘い、うすみどり色の想い出♪

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今夜も野分を…

 こころにも痣残したる野分かな  なを

「こころにも あざのこしたる のわきかな」

私の処では、何事もなく過ぎた台風・野分も、

そこここで被害をもたらしたようです。

実質的な被害もさることながら、精神的な被害も

きっと沢山残していったことでしょう。

地震・台風・津波・火山の爆発・雪害etc 

自然は優しくもあり、またとても怖い一面も持っています。

災害に遭われた方の、心の傷が早く癒えますように!

何も知らない人間の、無神経な言葉のように聞こえる

かもしれませんが、精一杯の本音です。

四国では、雨が降らずに水不足だと聞いています。

人間はやはり、ちっぽけな存在で、自然には勝てない…

せめて神さまにお祈りをして、なるべく平穏な日々を!

と、お願いするしかないのかもしれませんね。    

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宮沢賢治の世界?

 又三郎来たりて去りて野分あと  なを

「またさぶろう きたりてさりて のわきあと」

野分が、秋の季語です。古くは台風という言葉がなく、

強く吹く風を野分といいました。台風は雨を伴いますが、

野分は風だけです。その野分あとの清涼感を表しています。

風と言えばやはり「風の又三郎」を思い出します。(月並みですね)

でも、思い出すものは仕方ないことにしました。

又三郎が去っていった後の静寂と、不思議な事の後の余韻…

そんな風なものを、感じていただけたら嬉しいです。

それにしても、台風・野分はあまり来て欲しくないですねぇ。

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颱風来(たいふうく)

 自転車に乗って颱風海壊す  なを

「じてんしゃに のってたいふう うみこわす」

何のこっちゃ?って感じですよね。

今回の颱風の速さは、自転車並だそうなので、自転車。

TVのニュースを見ていると、荒々しい海の様子が流れます。

そこで、颱風が海を壊している様子を一句に‥‥

明日の未明に、関東を襲うという颱風に、

雨戸を閉めて、観葉植物も避難させ対抗しています。

どなた様にも、被害がないといいのですが…

早く、颱風一過という言葉を聴きたいものですね!

皆さま、それまで、どうぞご用心くださいませ!!!

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らら 盆踊り

 踊の輪東京音頭でまるになる  なを

「おどりのわ とうきょうおんどで まるになる」

踊(おどり)が、秋の季語。盆踊りのことです。

今夜と明日の夜が、近所の神社のお祭。

町内のお揃いの浴衣で、踊ってきました。

「東京音頭」と「炭坑節」は、覚えているので、

櫓(やぐら)の上で、踊らせてもらいました。

明日は颱風の影響で雨でしょうから、今宵のみの

踊り子をやってきたのです。

「花笠音頭」とか、「北海盆歌」のように難しいものは、

踊の輪から外れ、見ているだけの人、多数。

でも「東京音頭」がかかると、みんな戻ってきて

櫓の廻りには、まぁるく輪が出来ます。面白し♪

普段つり革を握る位しか、上に揚げない手を

ずっと揚げていたので、結構疲れましたが、

とってもリフレッシュ出来た気がします。

ご年配のとても踊りの上手な方を、拝見していて、

老後のために、年に一度のお祭だけでなしに、

きちんと教えて貰いに、どこかへ通おうかしら‥‥

なんて、しみじみ思ったことでした。

今夜はぐっすり眠れそうです。

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秋茄子は嫁に食わすな?

 糠床の紺あざやかに秋茄子  なを

「ぬかどこの こん あざやかに あきなすび」

今日は処暑、立秋から数えて16日目、二十四節気のひとつ。

「節より16日目を処暑といふは、暑気すでに潜まり処るをもって

処暑と名づく」(改正月令博物筌)より。

今夜は本当に涼しく、処暑にふさわしい感じです。

単に茄子といったら、夏の季語。秋茄子が秋です。

(ちょっと当たり前すぎますが…)

糠漬けをしていますが、秋茄子の美しいこと!

取り出して洗って、すぐにつまんでビールを一口。

至福のひと時ですねぇ‥‥

多少涼しくなっても、やっぱりビールは美味しいな♪

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不思議な季語

 蚯蚓鳴くきのふとけふのまんなかで  なを

「みみずなく きのうときょうの まんなかで」

以前に詠んだ句ですが、自分にとってのお気に入りなので、

掲載させていただきます。

蚯蚓鳴く=ミミズは本当は鳴きません。鳴くのは螻蛄(けら)です。

柳田国男の『桃太郎の誕生』に収録されている、歌の巧みな蛇に

蚯蚓が自分の目と交換して歌を教わったという説話が、

各地に残っていて、その影響だろうと云われています。

「亀鳴く」「蓑虫鳴く」と同様に、空想的・浪漫的季語として、

俳人に面白がられて、秋の季語として定着したそうです。

昨日と今日の真ん中がいつかは、分かりませんが、

夜中に蚯蚓が鳴いていたら、面白い‥‥でしょう?

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今宵は闇…

 虫の闇寄辺なき身の置きどころ  なを

「むしのやみ よるべなきみの おきどころ」

今夜は訳も無く、少しばかり、落ち込んでいます。

最初に詠んだ句は「苦しみに果のありしか虫の闇」

余りにも、直球すぎると反省して、掲句に変更しました。

それでも、心情的過ぎるきらいは、否めませんね。

でも、ここは私の『ひとりごと』の部屋です。

我慢してお付き合いの程、お願いいたします。

まず「虫」は、秋に鳴くこおろぎやきりぎりすの総称。

そして「虫の闇」は、暗さを強めて虫の声だけが聞こえる

そんな様子を表しています。

東京にはそんな闇は存在しないけれど、そんな気分で…

「寄辺」は、たのみとする所・よりどころ・よすが の意味。

他に、たのみとする夫、または妻。という意味もあります。

今夜はあまり、虫の音も聞こえませんが、

私の頭の中で、心の中で、鳴いています のです。

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八月!

 八月や感受性にも水遣りを  なを

「はちがつや かんじゅせいにも みずやりを」

季語は、「八月」です。とても判りやすい季語ですよね。

で、「八月」は、秋の季語なのです。少し変?

こう毎日、暑い日が続くと、草木が枯れてしまいそうです。

同じように、「感受性」にも水遣りをしないと、

干からびてしまいそう‥‥

睡眠不足と、暑さで、相当バテ気味です。

水遣りプラス栄養ドリンク…が、必須用品ですねぇ。

でも涼しくなると、この暑さがきっと恋しくなるのでしょう。

ワガママなワタクシゆえ‥‥困ったもんです。

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ちょっとだけ夏

 戀ひとつ蓮の萼に載せる夢  なを

「こいひとつ はすのうてなに のせるゆめ」

今日は仕事帰りに、新宿高島屋で開催されている、

「あさきゆめみし」(源氏物語の世界)展に行きました。

大和和紀さんの漫画「あさきゆめみし」の「原画」の展示。

凄く繊細で綺麗でした。それと近藤洋子さんの源氏物語

からの「和紙人形」の数々…夥しい数に感動!

宝塚・花組公演「あさきゆめみし」の衣装&小道具。

ダイジェスト版の公演の上映もありました。

ひたすら、うっとりして帰ってまいりました。

その和紀さんの原画についていたキャプションに

「蓮のうてな」という言葉があって、家に帰って早速

辞書で調べたら、「うてな」は「萼(がく)」のことでした。

何とかこれを使って「戀」の句を詠みたい!ということで、

詠んでみました。あくまでも想像句ですが‥‥(笑)

「蓮」は、夏の季語ですが、今も咲いている所もあるし、

少し季節が逆戻りですけど、いいことにしちゃいました。

はすのうてな…美しい言葉でしょう?

追記:教えて下さる方がありまして、「蓮のうてな」は

    仏様の台座のことだそうです。

    何も知らない自分がとても恥ずかしいです。

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夜の桃

 刃入れしづくあふるる夜の桃  なを

「やいばいれ しずくあふるる よるのもも」

大好きな西東三鬼の句に、

「中年や遠くみのれる夜の桃」 というのがあります。

いつか私も、「夜の桃」で作ってみたいと思っていました。

比べ物にはなりませんが、今夜の私の「夜の桃」です。

「桃」の語源は、実の多いところから百(もも)に通じるとか、

実に毛のあることから、毛々(もも)の義であるとか、

諸説あるようです。

甘美な果肉と、豊かな果汁を持つ、美味しい果物ですね。

何故か、夜に似合うような気がするのは、私だけかしらん。

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虫の秋

 虫の音の集く夕べに別れの宴  なを

「むしのねの すだくゆうべに わかれのえん」

今日は、古語で源氏を読む会の仲間の一人が、

韓国へ留学ということで、壮行会でした。

たった一年のお別れですが、やはり淋しいですね。

彼女の健闘を祈ります。

季語は「虫の音」 「集く」は、集まってさわぐこと。

虫が集まって鳴くという意味もあるということが、

広辞苑には載っていました。

あちこちで、仲間が頑張っています。

私は何を頑張ればいいんだろう…って頭抱えてしまいます。

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久しぶりに月を見ました。

 新涼や吉永小百合のコマーシャル  なを

いつ見ても、吉永小百合さんは涼しげで素敵です。

コマーシャルで、スタイリストの選択ミス?で、

変な着物を着せられていても、ひらすらチャーミング。

彼女のコマーシャルなら、いつでもじっと見てしまいます。

本当は、この句は先日の句会で出した

私の一押しだったのですが、一票も入りませんでした。

なので、しつこくこちらに掲載しちゃいます。

ただ、「新涼」を使った句を調べていたら、

 「新涼や吉永小百合ブルー・ジーン  中村哮夫」 

なんて句があるのを、昨日知りました。

感じることは、みんな一緒なのだなぁって、変に感動。

でも、真似して作った句ではないので、掲載させて

いただきます。だって私の一押しなんですもん。

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戦後60年

 億万のかなしみを抱く敗戦忌  なを

今日は、終戦記念日。敗戦記念日と言った方が正しいのかも。

亡くなった父にもっと聞いておけばよかった…と思いますが、

戦後生まれの私は、戦争の実際の所は何も知らないのです。

でも、長崎の原爆記念館や、知覧の特攻機地の記念館等を

見学して、多少は分かったつもりになっています。

日本人だけでなく、世界中の人々に悲しみを与えた戦争。

こんなに悲惨なことが、現実にあったというのに、

人間は学習しないのでしょうか?

いつになったら、戦争の全く無い世になるのでしょう?

お盆に重なるのも何か因縁めいた不思議な感じがします。

戦争の犠牲になった方々、そしてこの世から遠くへ旅立たれた

数多の方々に、ご冥福を…と祈らずにはいられません。

本当は、今日だけでなくいつも願っていなくてはならないの

でしょうが、忙しさに紛れてつい忘れてしまいます。

お赦しください‥‥いい加減なワタクシを。

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夜のジャズ

 初秋や失いし恋おもふジャズ  なを

「はつあきや うしないしこい おもうじゃず」

暑い夏を嘆いているうちに、いつの間にか、風の音、

雲の流れ、山の形に、どこか秋の気配を感じる。

朝夕にいままでとは違う安らぎを感じる。

「初秋」とは、そんな、暑さは残っているけれど、

かそけき秋の気配を、表す季語です。

そんな秋の一夜に、失くした恋を思い出して、

しんみりとジャズを聴き、心慰める…

無くなったものは、もう決して帰ってこない。

そう自分に言い聞かせながら‥‥

今夜はちょっとばかり、センチメンタル かな。

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稲の花

 悩みにも大小ありて稲の花  なを

今夜の句会に出した一句です。

「稲の花」:8~9月になって稲が穂孕み(ほばらみ)期に入ると

穂が小枝に分かれて小さな白い花を沢山つける。

晴天の日の開花は午前中で終わり、一時間ほどの間に、

受精が行われる。稲の花を見る目には、取入れへの、

期待がある。(歳時記より)

とても地味ですが、日本人にとっては大切なお花です。

その大切なお花に、自分の心情を重ねてみました。

誰にでも悩みはあって、その人その人にとっては、

すべからく、悩みは大なのだと思います。

たとえ他の人から見たら、ちっぽけな悩みでも…

悩みのない人なんて、きっとつまらない人!って、

思うのは、私の僻みかしらん‥‥

稲の花は、こちらでご覧くださいね。

 http://www.applenet.jp/~fujisaka/pe0008.html

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立秋は過ぎたけど…

 秋たちて睫のさきに風あそぶ  なを

「あきたちて まつげのさきに かぜあそぶ」

立秋からは、少し過ぎてしまいましたが、立秋の句です。

ものの本によると、「秋に入る」「秋来る」は立秋後まもなくの

季節のことだって、書いてあります。

「秋たちて」も、その仲間に勝手に入れて貰うことにします。

ちなみに漢字で書くと、「秋立ちて」となります。

秋になって、ほんの少し風がそれらしくなり、

睫を通り過ぎる風にもその気配を感じる…そんな気分の一句。

朝夕の風に、そんな気分感じませんか?

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七夕祭

 鵲の橋を駆け抜け星の戀  なを

「かささぎの はしをかけぬけ ほしのこい」

今日は陰暦の7月7日、七夕です。

鷲座のアルタイル(牽牛座)と琴座のヴェガ(織女星)とが、

天の川をへだてて、最も接近するのが七夕の頃だそうで、

それを年に一度の逢瀬に見立てて生まれた中国の伝説に

わが国に昔からあった、来臨する神の為に機(はた)を織った

棚機つ女(たなばたつめ)の信仰が合さって成った行事だとか。

「鵲の橋」とは、天の川に鵲が羽を広げて橋となり、牽牛が

これを渡って織女のもとへ通ったという伝説から詠み込みました。

何はともあれ、一年に一度の逢瀬です。

晴れて逢わせてあげたいものですねぇ‥‥

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今夜はクラシック

 文月やけふのをはりのブラームス  なを                                                                                  

「ふみつきや きょうのおわりの ぶらーむす」

文月とは、陰暦7月の異称、文月は文披月(ふみひらき)の略で、

七夕のために貸す文をひらく─ということから出た名称だとか。

陽暦では、8月上旬から9月上旬に当たるので、今が丁度、文月。

残暑厳しい中にも、夜空などに秋の気配が感じられる‥‥

そんな夜の始まりに、今日はクラシックな音が聴きたい。

本当は、ブラームスでなくてもいいのです。

音楽に造詣が深いわけではないので、そこらにある

クラシックのCDをぼんやりと聴いている‥‥

ほのかに秋の気配のする夜の中。

そういった雰囲気を感じていただければいいな。

昼間は暑いけれど、夜にはもう秋が来ています。ねっ♪

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平和を祈る

 とこしへにつづくかなしみ原爆忌  なを                                                                                       

今日、9日は長崎に原爆が落とされた日。

留守にしていた、6日は、広島の原爆記念日。

数十万人の死者を出し、今なお毎年、原爆が原因で、

亡くなる方多数、そして、苦しんでいる方も多数。

この記憶は、未来永劫伝えていかなくてはならないと

思っています。絶対に忘れてはいけないのです。

風化していく記憶の数々。でも、このかなしみだけは、

なんとしても、風化して欲しくないですね。

世界の各地の戦争やテロを思うとき、

余計にそう感じています。

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今日は秋の花を…

 木槿閉づ一日分のかなしみに  なを                                                                                        

「むくげとづ いちにちぶんの かなしみに」

「木槿」は、朝開いて、夕方しぼんでしまう花です。

「槿花一朝(きんかいっちょう)の栄」などと、

栄華のはかなさに例えられています。

大変美しく、茶の湯においては、「冬は椿、夏は木槿」と

言われる位、茶花として珍重されるそうです。

色は、紅紫・白・淡紫・淡紅と、さまざまありまして、

花の底に紅をぼかしたものを「底紅」(そこべに)

と言い、俳句にも多く詠まれています。

今日の一句は、その木槿のはかなさを詠みました。

「木槿」は、秋の季語です。念のため…

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今朝の秋

 路地裏に風吹き抜けて今朝の秋  なを                                                                                        

おはようございます。2日間の留守をお赦しくださいね。

草津で命の洗濯をして参りました。

さて、今日は立秋♪ 

今朝の秋を今朝の内に詠みたくて、朝から、書いています。

「今朝の秋」は、立秋の日の朝を指していますので‥‥

何だか、立秋という言葉のマジックのせいか、

吹く風も、涼やかに感じられるのが、不思議ですね。

どんなに暑くても、暦の上では、もう秋。

気持ちをしゃきっとさせて、残暑を乗り切りたいと思います。

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木曜の「水面歌句会」

 大西日街の余白を打ち貫いて  なを                                                                                        

今夜は、昨夜開催する予定を、一日遅れで開いた句会。

その出句の内のひとつです。

「おおにしび まちのよはくを うちぬいて」

西日は、先日の土用と一緒で、一年中あるものですが、

俳句では、夏の午後の衰えない暑い日差しを指します。

ときに、イライラする程の耐え難い暑さ‥‥

部屋の中に入り込んできたりすると、もう大変!

兼題が「西日」でしたので、その西日の凄まじさを

詠んでみたくて、作った一句です。

高校野球も何やら、きな臭く、鬱陶しい限りですが、

この暑さを、懐かしむ季節も、もうすぐ来るのです。

西日になんか負けないで、あともう少し頑張りましょうね♪

※明日・明後日と、草津に行ってきます。

  この部屋が留守になります。ごめんなさい。

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向日葵の夏

 向日葵や友の笑顔の偲ばるる  なを                                                                                        

「町内を向日葵(ひまわり)の花で埋めつくしたいのよ♪」

明るい笑顔で、よくそう語っていた友が逝って、5年。

向日葵の花を見ると、彼女の事が偲ばれます。

楽しいことが大好きで、何か思いつくと、まず自分が、

率先して実行に移します。周りの私たちは付いていくだけ…

でも、決して嫌々ではありませんでしたっけ。

向日葵の大好きだった彼女が、その向日葵の季節に

遠くへ旅立ってしまって、暫くは皆、呆然としていました。

でもね、今年もそこここに、向日葵が咲いていますよ!

貴女のことは、みんな忘れない♪

清らかな花の種を、皆の心の中に残して行って下さったのね。

ゴッホの向日葵を見ても涙ぐんでいた私も、

一歩前に踏み出しています。

ありがとう…そして、これからも見守っていてね!

向日葵はお日様に向かって、凛として立っています。

私も凛として、生きて行きたい…と、思っています。

懐かしい貴女の笑顔を思い浮かべながら‥‥

                                                                                          

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土用は、夏の季語

 珈琲は熱いのが好き土用中  なを                                                                                        

春夏秋冬の各季節の最後の18日間を土用といいます。

でも、俳句では「土用」と言ったら、夏の季語。

一般的にも夏のものと、とらえられているようですね。

夏の土用は、小暑(7月20日頃)から、立秋までの

18日間のことです。一番暑い季節です!

でも、だからこそ珈琲は熱いに限る…って思います。

朝の目覚めも、珈琲からなので、余計にそう感じるのかも‥‥

外を歩いていて、冷たいものが欲しくなり、喫茶店に飛び込んで、

「アイスコーヒー!」って叫ぶ前に、冷たいお水が出て来ると、

注文は、「ホット珈琲」になってしまいます。とほほ─です。

夏の土用に鰻を食べるのは、やはり皆、暑さで体力が落ちて

いるからなのでしょうね。

熱い珈琲と鰻で、土用を乗り切りませう!

「土用中」は、「どようなか」と読んでください。

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夜の秋…

 細切れの眠りの中の夜の秋  なを                                                                                        

今日から8月。晩夏です。でも一番暑い季節。

エアコンが切れて、目が覚める。もう一度入れて

一時間後に切れるようにセットして、また眠る。

再び、暑くなって目が覚めて…の、繰り返し。

当然眠りは浅く、細切れになります。

でも、もう「夜の秋」なのです。

「夜の秋」は、晩夏の夜に、どことなく秋めいて感じられる、

そんな情趣を表す夏の季語です。移りつつある季節‥‥

「秋の夜」ではないのです。「秋の夜」は、勿論秋の季語。

季語って、面倒臭いけれど、とっても面白い…ですね。

7日の立秋までの間は、精一杯「夏」を詠みたいと思います。

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カレンダーはあと5枚。

 矢の如く過ぎ去る月日七月尽  なを                                                                                        

今日で7月もお仕舞い。明日から8月(当たり前ですね)

この前、櫻を見たと思っていたら、もう紫陽花も花菖蒲も

過去のものになっています。

月日の経つのって、何て早いんでしょう。

この分で行くと、すぐにお正月が来てしまいそう‥‥

ぼんやりと生きるのを止めて、早く建設的なことを

考えないと、何もしなかった一年になってしまいます。

来月からは、少し心を入れ替えて頑張ろう!!!

ちなみに、七月尽とは、7月が尽きること。

毎月の終わりに詠むことが出来る、便利な季語です。

書いているうちに、0時を過ぎてしまいました。

8月1日付けになっていますが、これは7月31日の分です。

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