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2005年5月

雨薫る日…かな。

 雨しとど退屈な日のオーデコロン  なを                                                                                       

朝から降っている雨がまだまだ明日まで続くそうです。

鬱陶しくて、何だか退屈で、ふと思い立って

オーデコロンをつけてみる。

軽い気分転換…かな?

草木にとっては、喜雨ですが、人間にはちょっとばかり

うんざり─な一日でした。

今日はゴミゼロの日。なのにゴミは出る。

少しはエコのことを考えなきゃね…と思いました。

 

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夏の海には恋が似合う♪

  夏の波踝までのあはき恋  なを                                                                                       

所属している句会には、大学生の男の子もいます。

まだまだ少年を抜けきっていない、初々しい青年。

多分彼は、こんな恋をしているんじゃないかと、

推察しています。(違ってるかも…?)

夏の海の句を詠みたかったので、今夜はこんな句。

踝=「くるぶし」と読みます。あはき=「淡き」です。

こんな初心(うぶ)な頃も、確かにあったよなぁ…

懐かしきかな、初恋です。

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想い出は美しく…

 新樹光懐かしき人の文を読む  なを                                                                                        

新樹光=新緑・若葉に降り注ぐ初夏の太陽の光を

      表しています。おびただしい緑の葉が

      未来に向かって伸びて行く一本の木!

句には、「文(ふみ)」としましたが、本当はメールです。

もう二度とお会いできないであろう方からのメール!

懐かしく、有り難く…そんな感じを詠んでみました。

想い出には、そっとしておきたい部分もありますが、

やはり、もう一度お会いしたい…そんな気持ち♪

拙い言葉ですが、本音を詠んでいます。

ありませんか? そういうことって‥‥

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池田澄子先生!

 じゃんけんで勝って蛍に生まれたい  なを                                                                                       

ご存知(じゃない方もいらっしゃるかな)俳人・池田澄子先生の

代表作品のパクリです。(ごめんなさい)  本物は、下に。

じゃんけんに負けて蛍に生まれたの  池田澄子

澄子先生のお句が、大好きです。他にも好きな作品どっさり!

  「恋文の起承転転さくらんぼ」

  「生きるの大好き冬のはじめが春に似て」

  「こいびとを日がな眺めて春の風邪」

まだまだ沢山ありますが、今夜はこれ位にしておきます。

いつか私も、こんな風に自在に句を詠めるように

なれたらいいなぁ‥‥と、思うことしきりです。

次の世は恋に命を懸ける蛍に生まれたいなぁ…なんてね。

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親孝行!

 母の背のやはらかなこと夜の薄暑  なを                                                                                        

母が少し元気になってくれたので、今夜は二人で

お風呂に入りました。普段流したこともない母の背中を

流しながら、なんて白くて柔らかいんだろう…などと、

思ったりしました。(たまには親孝行しなくちゃ─です)

普段は甘えっぱなしで、朝の珈琲もゴミ捨ても、

すべてお任せでやっていましたので、近頃の忙しいこと!

しみじみと母の有り難さを実感している毎日です。

もっともっと元気になったら、温泉にでも行くつもり。

大切にしてあげなくちゃいけない…と、反省しきりです。

少しばかり、いい子(子なんて歳じゃないけれど)

になった夜の私です。

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句会は愉し♪

 少年の喉きよらかさくらんぼ  なを                                                                                        

今夜は句会。憧れの銀座・卯波で…でした(^^♪

その句会で、ちょっと点数の入った句です。

「喉」=「のんど」と読んでください。

まだ大人になる前の、初々しく美しい少年の喉♪

そして、これからが旬の「さくらんぼ」

取り合わせを褒めて貰えましたヽ(^o^)丿 嬉しい!

出来る事なら、眞砂女さまのご存命の時に伺いたかった!!

そして、お店への挨拶句として‥‥

 灰になるまではをんなぞ卯月波  なを

鈴木眞砂女さまは、96歳で亡くなるまで「女」でした。

私がいつまで生きていられるのか判りませんが、

出来たら、同じようにずっと「女」でいたいなぁ‥‥

「をんな」は、女。成熟した女性と解釈してください。

まずは愉しい句会なのでした。めでたし・めでたし♪

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今日もお仕事は休みです。

_005  石楠花や

   朝の来ぬ夜は

       ないといふ  なを              

                             

我が家の狭庭にも、石楠花が咲きました。

ほんの少しですが嬉しい♪

あんまり美しく撮れてはいませんが、掲載させて頂きます。

石楠花=しゃくなげ(勿論、どなたもお読みになれるでしょうが…)

昔の私は、石楠花と芍薬(しゃくやく)が、ごっちゃになってました。

芍薬は、牡丹によく似ているお花♪

今はもう、しっかり理解出来てます(^^♪

母はまだ、痛みがひどくて歩けませんが、時間がたてば

きっと元通りに…と、信じています。

朝の来ぬ夜はないんですものね!!!

今夜も雨…寒いので暖房を入れました(ちょっとオーバー?)

今年の天候は、やっぱり変なんじゃないかなぁ─って思います。        

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昨日はごめんなさい!

 佳し悪しの共に来たりて夏の雨  なを                                                                                       

昨日は高校の同期会があり、午後1時から始まって、二次会の

終わったのが午後9時。愉しく過ごした8時間‥‥

三次会の誘いは断って帰ってきましたが、頭がガンガン痛くって、

一日一句の筈なのに書けませんでした。

(もしかして待っていて下さった方がいらしたらゴメンナサイm(__)m)

その上、帰ってきた私を待っていた母の一言が、ショック!!!

「転んじゃって歩けない!」「えーっ どうしたのぉ?」

今日は仕事を休んで、お抱え運転手として病院への付き添い。

お陰さまで骨折はありませんでしたが、痛みがひどくて、

歩幅がせいぜい5センチって感じです。(亀さんよりゆっくり─ね)

病院の車椅子が非常に有り難かったです。

たったこれだけで、何だかとっても疲れてしまいました。

介護の毎日を過ごされている方のご苦労はさぞかし大変だろうと、

しみじみ感じた一日でした。

昨日書けなかったので、今夜はもう一句!

 薫風が鬱の時間を攪拌す  なを

薫風→「くんぷう」と読みます。青葉若葉を渡ってくる風の匂いを、

表しています。「風薫る」「風の香」ともいいますね。

攪拌→「かくはん」です。かき混ぜることです。

5月の風が鬱をかき混ぜて、吹き飛ばしてくれることを願って…

おまけとして、芭蕉翁が詠んだ句をひとつ♪

 風の香も南に近し最上川  芭蕉

芭蕉先生、私の駄句と一緒に掲載しちゃってお赦しを!

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今日は小満です。

 空白の時間かかへて緑陰へ  なを                                                                                      

「緑陰」とは、読んで字の如く。夏の暑い日を歩いて、

木陰に入ると爽やかな涼しさを感じる…そんな感じです。

季語として使われ始めたのは大正の頃だとか。

私は少し空虚な心を持て余して、緑陰で憩う─

という雰囲気を詠んでみました。

空白の時間に色付けをしたいなぁ‥‥

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今夜は映画…

 はつなつや睡眠薬のごと仏映画  なを                                                                                        

今夜は友人の誘いで、フランス映画の試写会へ。

「迷宮の女」という魅力的な題名の映画でしたが、

始まってすぐに熟睡。だって、さっぱり解らない…

真っ暗な中で、フランス語の静かな子守唄(私には)

贅沢な睡眠を取れました。有り難いことなのでした。

試写会だからいいけれど、ちゃんとお金を払うなら、

もっと明るく愉しいか、スリルとサスペンスどっさり…

な映画を観たいなぁ─と、思いました。

ちなみに一番好きな映画は、「スケアクロウ」に、

「星の王子様」それから「ナバロンの要塞」

何だか節操のない選び方ですが、本音なんです。

皆さんはどんな映画がお好きですか?

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花になりませう…

  面をあげ泰山木の花になる  なを                                                                                        

泰山木=たいさんぼく、と読みます。高さ10メートル位になる

大きな木です。葉が大型ですし、しかも上のほうに咲くので、

花はとても見えにくいのです。ですから、面(おも=顔)を

目一杯上に上げて、見なくてはなりません。

でも、大輪の花の見事な事!

見ているだけで、勇気を貰えて、元気になれそう‥‥

初夏の鬱が、どこかに消えてくれる感じがして大好きです。

以前に詠んだ句ですが、お気に入りの句。

辛い時に思い出すと、また頑張ろう…という気になれます。

貴方の元気の元は、何ですか?

お気に入りの木があると、とても助かりますよ♪

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逢ひたくて…

 ゆふがほの闇に焦がれし戀一途  なを                                                                                      

今夜は「源氏物語」のお話です。月に一度の原文(古語)で

「源氏物語」を読むお勉強会から帰ってきました。

今は『夕顔』の巻を読んでおります。

「夕顔の君」は、帝の息子である光源氏からすると、

ずっと位の低い女なので、源氏は身を窶し(やつし)、

車も(牛車ですよ!勿論)使わないで、徒歩で逢いに

行こうとします。でもこれは、家来のものが見かねて、

自分の馬にお乗せして、本人は歩いて共をします。

なにしろ、源氏は「夕顔の君」に夢中なのです。

逢いたくて逢いたくて、たまらないのですよ♪

(う~う 羨ましいゾ  夕顔ちゃん!!!)

夕顔の花は夕方開き、朝にはしぼんでしまいます。

夕闇を待ち焦がれ、夜陰に紛れて、人目につかないように、

忍んで行く「光源氏」の姿と、お花の「夕顔」を共に

詠み込んでみました。

一途な戀には、まだまだ憬れております…のです(笑)

 

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はつなつや逢ひたい人は逢へぬ人

 忌日には想ひ を託す花あやめ  なを                                                                                       

今日は夫の祥月命日でしたので、母と墓参してきました。

平日で、お彼岸やお盆でない墓地はとても静か‥‥

仏壇には、彼の好きだった花あやめを供え、

故人を偲んだ一日でした。普段は忘れていてごめんなさい。

日々の忙しさにかまけて、思い出すことも少なくなって…

でも、生きて行くのも、大変なことです。

きっと、優しい彼は解ってくれていると信じています。

  そうよね? あなた‥‥

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どっぷりと落ち込んで…

  夕薄暑鬱の固まり膝にのせ  なを                                                                                        

今日は少しばかり(私にとっては重大)ショックな出来事あり。

なので、憂鬱もここに極まれり…という感じなのです。

昨日の激しい落雷と地震は、前触れだったのかもしれません。

夕薄暑(ゆうはくしょ)=5月の半ば頃のやや暑さを覚える気候を

  薄暑といいます。暑さとまではゆかず、肌に触れる風や光も

  柔らかく心地よい気分で過ごせるそんな薄暑の夕方。

                                                                                     

 いかづちが我が背信を打擲す  なを

かづち=雷のこと。「厳つ霊(いかつち)」から来ています。

雷の同義語で、「はたた神」というのもあります。

鬼の姿の雷神が途方もなく激しく太鼓を打ち鳴らす(はたたく)

から来ている言葉で、日本人の想像が生んだ言葉だとか…

いい加減に生きている私に罰が当たったのかもしれません。

背信(はいしん)=信義にそむくこと。信頼を裏切ること。

打擲(ちょうちゃく)=拳(こぶし)や棒などでうちたたくこと。

今夜はどっぶりと鬱に染まり、似合わない自棄酒なんかを

呑んでしまいました。あ~あ…な、一日なのでした

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猫に捧ぐ…

  若葉寒迷子の猫の子守唄  なを                                                                                       

このところの寒さを「若葉寒」といいます。(夏の季語)

本来なら、初夏の若葉の美しい清々しい季節なのに、寒い!

猫を飼ったことがないので、猫が迷子になるのかどうか

判らないのですが、こんなひんやりした中で迷子になったら

猫もさぞかし心細かろう…と思いました。

子守唄でも歌ってあげたいな─そんな感じを詠みました。

猫好きの方からは、ブーイングかしら‥‥

春に生まれた子猫も、段々大きくなっていく季節。

(ちなみに「猫の子」は「猫の恋」と同じ、春の季語です)

暖かな中で、すくすくと育って欲しいものですね。

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今夜は秋???

  ざざざざざ麦の秋風さんざめく  なを                                                                                        

昨日は「竹落葉」でしたので、今日は「麦の秋」を♪

「麦の秋」は、麦が熟する頃の季節のこと。夏の季語。

田には早苗が水の中で育ち、多くの作物はこれから

生育を始める時期に、収穫を迎える麦畑の色!

野山を吹く薫風が、乾ききった麦の穂を揺らしながら、

麦畑を吹き抜けると「麦の秋風」となります。

そんな風に揺らめく麦の姿を詠みたかったのですが、

イマイチ、言葉不足というか、ボキャ貧でこんな句しか

詠めませんでした。でも少しは雰囲気を感じて頂けたら、

とても嬉しいです。『麦の秋』美しい季語でしょう?

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ひんやり五月

 憂きことのなき世のまほし竹落葉  なを                                                                                       

「竹落葉」は、夏の季語。初夏に新葉が生じると、

古い葉が落ちます。ゆえに「竹落葉」は夏。

そして、秋の瑞々しい竹林を「竹の春」といって、

秋の季語になっています。

「まほし」は、「まくほし」から転じた言葉で願望を

表しています。古語ですね。

古い竹の葉が落ちて行くように、この世から、

憂き事が無くなっていって欲しいという…願いです。

暗いニュースばかり聞いていると、心もひんやり─

愉しい明るいニュースを沢山、聞きたいですねぇ!

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眠いのは一年中?

 昼寝覚めこの世の闇が口をあく  なを                                                                                        

今日は仕事が休みで、お昼ごろまで朝寝坊。

お昼寝をした訳ではありませんが、

以前作ったこの句を思い出しました。

「昼寝」「昼寝覚(ひるねざめ)」は、夏の季語です。

夏は暑さのため、食欲不振・睡眠不足になりがちで、

そのため肉体疲労が激しくなることが多く、その回復

のために、昼寝を躰が要求するから…ということで、

最も暑さの厳しい時間に昼寝することは、暑さを避ける

という効果もあるようです。

ちなみに『三尺寝』というのは、職人が仕事場で許される、

短時間の昼寝だそうです。(歳時記より)

以前観たTVでも、一日15分でも昼寝をすると、

その後の仕事がはかどる…と言っていました。

中々、そんな贅沢が許されることはありませんが、

「昼寝」が夏の季語だというのは、肯けることですね。

昨日、今日と寒くて夏のイメージはありませんが、

暦の上では、今は夏…そんな気分も味わって下さい。

ここ暫くは、季節が少し戻ったような日々が続くようです。

皆さま、どうぞご自愛を!

                                                                                          

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寒い水曜日…

 さよならのかわりにとばすしゃぼんだま  なを                                                                                        

今夜は句会でした。(句会に出した一句です)

しばらくお休みするという方一名(ポエジーがなくなった…とか)

その上、欠席者多数で、少し淋しい句会でした。

明後日から、長期の旅行にいらっしゃるお友達…

みんな、みんな お元気で‥‥♪

「さよなら」は嫌いな言葉だから、代わりに石鹸玉(しゃぼんだま)を

飛ばしましょう!

「石鹸玉」は春の季語ですが、夏祭りでもちゃんと売ってます。

なので、OKにしちゃいました。(勝手に…)

『おとこなんて しゃぼんだま~♪』 なんて唄もありましたっけ。

壊れない「しゃぼん玉」が、あったらいいなぁ‥‥

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寒いのは大っキライ!

  吾もまた芥のひとつ五月闇  なを                                                                                        

一応読み方です。「われもまた/あくたのひとつ/さつきやみ」

『五月闇』とは、月の出ていない夜の真っ暗な闇と、

雨や雲でどんよりした真昼の薄暗さと両方を指します。

私の『五月闇』は、後者のほう。真昼の闇です。

『芥』は、ごみ・ちり・くず のこと。

明日は昨日今日の暖かさが嘘のように、寒くなるとか…

そんな鬱陶しい気分が「五月闇」には合うと思いました。

寒いと聞いただけで、ブルウになる私は、「芥」なのです。

少し謙虚になりすぎたかしらん‥‥(笑)

早く本当の夏になって欲しい─切実な願いです。

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母の日パート2

  新茶の香少年兵士は母を恋ふ  なを                                                                                        

昨日の続きという訳でもないのですが、母を詠んだものを…

以前、鹿児島の知覧(ちらん)という処へ行ったことがあります。

知覧は、かつて特攻隊の基地でした。

突撃前に少年兵が母に宛てた手紙の展示されている

記念館で、涙が止まりませんでした。

戦争はもう決して起きてはならない─のです。

馬鹿な大人の起す戦争で、犠牲になるのは子供達‥‥

自衛隊は軍隊になって欲しくない─と思います。                                                                                     

ちなみに、知覧はお茶の産地でもあります。

知覧茶は甘くて、とても美味しいのであります♪

是非一度お試しを!(セールスレディ(^^♪)

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今日は母の日♪

  母の日の母はひとりで夕御飯  なを                                                                                        

「母の日」だというのに、私は月に一度は行こうと決めている

句友『三遊亭円左衛門』師匠の両国寄席へと外出。

愉しい高座を拝見してきました。

なんという親不孝者!ですよね。

でも、前倒しでプレゼント(夏帽子)しているので、

それでお茶を濁してしまいました。母もOKでしたし‥‥

子供を持てなかった私には、一生「母の日」は関係なし。

勿論「孫」というものも出来ないのです。

でもお陰でいまだに娘状態していられます♪

母をお祖母ちゃんと呼べるのは、甥っ子ただひとり。

だから母も気分は若いのです。いい所だけ見なくっちゃ─ね。

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鏡よ鏡!

  夏桜朝の鏡が嘘をつく  なを                                                                                       

今日はまず季語の説明です。

夏桜(なつざくら)は、余花(よか)の別名で、

初夏になっても咲く桜のこと。

残花(ざんか)というと春の季語で、余花というと夏の季語です。

ほんの少しの違いで、春と夏に分かれる所が季語の面白さです。

                                                                                    

白雪姫の継母ではないけれど、女は美しくありたいと願うもの。

鏡が嘘をついてくれたら、どんなにか嬉しいでしょうね。

読んでくださっている女性の皆さま、

そんな風な感じってありませんか?

 

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内緒話♪

 夫の忌の近き卯の花腐しかな  なを                                                                                       

まず読み方を。「つまのきの/ちかき/うのはなくたしかな」

近頃は「うのはなくだし」と濁って読むことが多いようですが、

私は昔のように「くたし」と読みたいと思います。

『卯の花腐し』とは、卯の花を腐らせるように降る雨のこと。

旧暦4月は卯の花月・卯月といいます。陽暦では5月下旬頃。

ですから、本当はもう少し先の雨を表しているのでしょうが、

気分的には今なのです。冷たい雨の夜‥‥

私自身のことは、なるべく内緒にしておこうと思ってましたが、

実は私は「寡婦」という区分の人間です。

5月17日に夫を亡くしました。なので、「忌の近き」です。

未亡人という者になって一年近く引き篭りをしていました。

その間ずっと日記をつけ、短歌もどきのものを書いてまして、

その話を友人にしましたら、何故か句会を紹介されました。

初めは、「季語」の何たるかも「有季定型」なんて言葉も、

全く分からず、戸惑いながらも続けていたら、

しっかり嵌まりこんでいました。友人には大感謝です。

下手でも何でも、自分の気持ちを17文字に託して、

人様の前に曝す。少し恥ずかしいけれど愉しい。

『俳句』に出逢えてよかった…と思う今日この頃です。

 

 

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立夏ですヽ(^o^)丿

 乳房にハアトにチクリ菖蒲の湯  なを                                                                                      

今日から夏で~す♪ そして端午の節句。

勿論お風呂大好き人間は菖蒲湯に入るのです。

今日は久しぶりに妹に会いに行ってきました。

  妹とよもやま話柏餅  なを

母と妹と甥っ子とで、柏餅食べながらお喋り。

昨日観てきたクドカンの「真夜中の弥次さん喜多さん」

の話やら(とっちらかってて面白かった)、近頃読んだ本の話。

和やかな一日でした。のんび~り致しました。

帰ってきてから、菖蒲湯へ…(^^♪ 癒されました。

乳房は「ちちふさ」と読んでください。

菖蒲がちくちくと触れるくすぐったさと、心にくすぶる苦さを

洗い流してくれる葉っぱのことを句にしてみました。

皆さまはもう菖蒲湯に入られましたか?

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天才の忌日です。

  さやうならだけが人生修司の忌  なを                                                                                       

今日はご存知の方も多い、寺山修司さんの忌日です。

天才的な前衛芸術家、俳句・短歌・演劇・映画etcでご活躍。

残念ながら、『天井桟敷』は観ていないのですが、

色々な文書等で、拝見すること多々の素晴しい方でした。

何かの本で、寺山さんが「さよならだけが人生だ」と、

言っていらした記憶がありました。

今日の句は、それを戴き作りました。

今日はあちこちで、修司忌について触れられています。

まずは、清水哲男先生の「増殖する俳句歳時記」

 http://www02.so-net.ne.jp/^fumitaka/index.html

そして、坪内稔典先生の「日刊 この一句」

 http://sendan.kaisya.co.jp/

これだけ皆に忘れられずにいらっしゃる寺山修司さんは、

やっぱり凄い方だったのだ…と、改めて感じています。

もっともっと、長く生きていらして欲しかったですね。

 寺山修司:1935~1983    残念な事です。

                                                                                     

 ※ちょっと訂正:「さよならだけが人生だ」と仰った

  のじゃなくて「さよならだけが人生ならば人生なんか

  いらない」って仰ったのだそうです。

  曖昧な記憶を頼りに、書いてしまってごめんなさい!

  これからは、なるべく気をつけるように致します。 

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まったりと…

  葉桜や空白つづく日記帳  なを                                                                                      

GWですが、何処へも出掛けず、家の中で冬物の最後の整理。

少しツマラナイけれど、ニットを洗い終わっての充実感ありです。

恙なし…ってこんなことを云うんでしょうか?(恙なし→つつがなし)

何も特記することがないので、日記帳は白いまま。

穏やかで、退屈な日々のつれづれを詠みました。

さあ、明日は何して過ごそうかな。

ちなみに、「葉桜」は夏の季語です。

一昨日の「藤」は春、昨日の「杜鵑花」は夏。

季語が行ったり来たりしていますね。

ごめんなさい‥‥です。

                                                                                             

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不思議な一句…

 底辺掛ける高さ割る弐杜鵑花咲く  なを                                                                                       

今朝、出勤途中で頭に浮かんで、固まってしまった句です。

訳、分からない句ですよね。自分でもよく分からないんですもん。

でも、せっかく降ってきた言葉なので、発表しちゃいます。

念のため、読み方を書いておきます。

「ていへんかける/たかさわる/に/さつき/さく」

杜鵑花(さつき)も、躑躅(つつじ)と一緒で難しい漢字ですよね。

昔の日本人は、頭良かったんだろうなぁ…

こんな漢字をさらさら書いていたんでしょうから‥‥

今の世に生まれて、本当によかったです(笑)

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独り酒(演歌みたい)

  藤の夜独りぼっちの酒を酌む  なを                                                                                       

世間は、GWで浮かれていますけど、友達の少ない私は、

ひとりでお酒を呑んだりして、ぼんやりと暮らしています。

もう少し我慢したら、日常生活が戻ってきます。

それが楽しみ…だなんて、ちょっと哀しいですねぇ。

でも、一応健康で、明日のお米もあって、住む処もある。

何の不足があるでしょう‥‥

明日はカレンダー通りにお仕事。少しウレシイ♪

上を見たらキリがない! 

今を充分に愉しんで、生きていようと思います。

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