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2005年4月

爽やかな風を受けて…

  憂ひなどないことにする夏日傘  なを                                                                                        

今日は、高校の同期会の幹事会で出かけました。

昨日のように暑くもなく、爽やかなお天気でしたが、

日差しは強くて、今年最初の日傘を差しました。

この句は、以前作ったものですが、日傘をクルクルすると、

何だか楽しい気分になれます。

そんな、憂いがみんな消えそうな日傘が好きです。

本当は、季語としてはまだ「春日傘」が正しいのだと

思いますが、作った通り「夏日傘」でいいかなって…

だってもうあと5日で、夏ですもん♪

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せっかちな夏♪

  夜の海に光閉ぢこめ夏はじめ  なを                                                                                        

突然の真夏日に慌てて、大急ぎで夏物の洋服を出しました。

こんな日の夜、横浜の海は、眩い光に輝いている事でしょう。

光を閉じ込めて、夏を始める…のも、素敵なことですよね♪

もう少し若かったら、今から車を走らせるんだけど‥‥

空想の世界の中で、夜の海を感じていましょう。

隣りに誰か、素敵な方が一緒に海を眺めている夢…(笑)

寒がりの私は、夏が大好き(^^♪(蚊さえいなければ最高!)

今夜は、ボアボア毛布を綿毛布に替えて、

ゆっくりと眠りにつきたいと思います。

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笑顔がいちばん!

  ふうはりとあなたの微笑ふ夏隣  なを                                                                           

これも恋の句になるのかも…です(笑)。(合同句集より)

今日のように突然、夏日になると心も躰もびっくり!

ですが、5月5日の立夏までは、まだ春です。

だから今は、夏隣。 微笑ふ→わらう と読んでください。

晩春のほんのりとした恋心を詠んだつもりです。

笑顔は、誰のものでも素敵ですよね♪

それが、気になる人の笑顔なら尚更です。

素晴しい夏への予感…そんな想い出の一齣(ひとこま)。

                                                                                        

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今日で一ヶ月♪

  春の蝶空気の束を横抱きに  なを                                                                                         

このブログを始めて、一ヶ月が過ぎました。

その記念という訳でもないのですが、合同句集に載せた

私のお気に入りの一句です。

道を歩いている時にふわぁっと頭の中に降ってきた句。

たまにそんな素敵なことも起こります。

良し悪しは別にして、私はこういうのを、

─神様に授かった─と、思うことにしています。

春の蝶がふうわりと空気の中を漂っている。

空気に抱かれ、空気を抱き…そんな雰囲気を

感じていただけたら、嬉しいな。

                                                                    

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「夏近し」です。

  あしたへと続く坂道松の芯   なを                                                       

「人生とは、重き荷を負うて坂道を行くが如し」

なんて、先達の言葉がありましたよね。

本当にその通り! だなって思います。

明るい明日に向かって、私も坂道を登りましょう。

「松の芯」は、春の季語です。

松の緑・初緑・緑立つ・若緑も同義の言葉。

『晩春のころ、広がった松の枝々の先に、

10~30センチのロウソクを立てたような軸芯が

突き立ってくる。

はじめは白い綿毛のようなものをかぶっている。

それを「松の芯」と云い、しばらくすると、そこから、

若々しい緑色の新芽が勢いよく吹き出してくる。

「緑立つ」という季語に相応しい姿である。』

以上、角川春樹文庫「歳時記」より…です。

先日行った六義園の松も「松の芯」を、

どっさり、つけていました。

夏近し…の雰囲気にとても感動しました。

「松」って、どこにでもあって、何気なく見過ごしがち

ですが、あまり手入れされていない「松」には、

何故か、清々しさを感じてしまいます。

(手が入りすぎていると、人工的で、そんなに

 好きになれない…天邪鬼な私です)

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今夜も憂鬱…

  花は葉に重き心は重きまま   なを

                                                      

尼崎で大変な事故がありましたね。

亡くなれた方のご無念さを思います。ご冥福をお祈りします。

そして、お怪我をされた方の、一日も早いご全快を!

                                                          

今朝は、俳人の福田甲子雄(ふくだきねお)先生の訃報。

先日の藤田湘子先生に続いて、残念なこと…(合掌です)

                                                                  

そんな事件や訃報で、昨夜の憂鬱はいまだ消えやらず─です。

早く元気になって、初夏の風の中を愉しく歩きたいもの。

久しぶりに泳ぎに行こうかなぁ♪ 憂鬱が吹き飛ぶかも‥‥

ちなみに「花は葉に」は夏の季語:桜の花が散って葉になること。 

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夜は鬱…

  想ひ出は螺旋のごとし春の土手   なを

昨日(一昨日になっちゃった)の句会に出した一句です。

春の土手にも虚ろが蹲っている‥‥

そんな風に思ったりするのは、私だけでしょうか?

螺旋=らせん、虚ろ=うつろ、蹲る=うずくまる  です。

愉しい想い出、哀しい想い出、螺旋階段をぐるぐる廻っています。

春の鬱、夏へ向かう少しの空しさ、夜が来るとそんな気分に

襲われてしまいます。母がいる。優しい友人もいる。

なのに、独りぽっちでいるかのような感じがするのです。

(所詮、人間は独りですが…)

一晩眠って、元気を取り戻し、明るい顔で「おはよう♪」と

言うことにいたしましょう!

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アリスの兎…?

_003「文違ひ」てふ噺聴く暮の春 

             なを

昨日は大忙しの一日でした。

午前11時に、六義園で句会。

午後3時から別の句会でご一緒の             

三遊亭円左衛門師匠の独演会がありました。

「ちめんか亭」という寄席です。

「寄席」といってもカフェ&バー「ちめんかのや」=「地面下の家」の

ギャラリーでの高座。こじんまりしていてアット・ホームな雰囲気!

お噺は「火焔太鼓」と「文違い」の2つ。

どちらも面白く、師匠の話芸の見事さを堪能。

句会の方は、途中退席せざるを得ず残念だったのですが、

その残念さを補って余りある、とっても愉しいお噺でした。

笑ふ角には福来たる♪ です。

六義園では、沢山の大きな木の中で森林浴して、リフレッシュ!

そして、午後の独演会で「笑い」を戴き、ストレス解消!

なんと有意義な一日!どちらも、お薦めの時間の過ごし方です。

「噺」=「はなし」は、ご存知でしょうが、この漢字好きです。

口に新しいと書いて「はなし」日本語って本当に素敵ですねぇ♪                      

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憂い…かなぁ

  あやふやな彼と吾のあはい春の暮  なを

かつて、戀らしきものをしていた頃の句です。

自分自身の心の中もよく分からないのに、ましてや

他の人の心の中は、全く分からない‥‥

人と人とが分かり合えるなんて事は、

永遠にないのかもしれません。

少し悲観的すぎるでしょうか?

「あはい」とは、間のことです。一体、私達ってなに?

そんな気分を詠んでいます。

分かり合えない人と人との繋がり。

それでも人は人を、温もりを求めていくしかないない─哀しさ。

ちょっとばかり、寂しい気分の夜更けです。

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またやっちゃった(-_-;)

  春宵や待たぬをんなとなりにけり  なを

0時をたった2分過ぎただけで、水曜日の一句になる筈が、

木曜日の句になってしまいました。

なので、おまけの一句です。

本当は愚図愚図と待っている女なので、願望を込めて、

きりりんしゃんと「待たぬ女」になりたいなぁ…と。

                                                     

福岡では又、大きな地震がありましたね。心配です。

自然の猛威の中では、人間は抗えない‥‥

被害を最小限に止める! ということだけでしょうか?

被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

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平安の戀♪

  後朝のけだるさ春のしどけなさ   なを

今夜は古語で読む「源氏物語」のお勉強会がありました。

今回から、いよいよ六条の御息所の登場!

平安の頃は、通い婚が普通だったのはご存知ですよね。

男は女の元へ、夕闇に紛れて通い、明け方帰っていくのです。

それを「後朝」=きぬぎぬ と言いました。

朝まだ暗い内に眠い眼をこすりながら帰って行く「光源氏」

離れたくない哀しみと共に、けだるい雰囲気もあって、

ゆるやかに時の流れていた、かつての戀を体感してきました。

今の世の、世知辛さとは何と違っていたのでしょう!

何だかとても羨ましい世界だとは思われませんか?

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漢字で一句♪

  此処彼処蒲公英黄色愉悦哉   なを

ちょっとばかり皆さまより遅いと思いますが、今年初の蒲公英を

沢山見て、感動しました。黄色がとっても可愛い♪

冬も福寿草や石蕗、枇杷、寒菊等、黄色の花が多いけれど、

春も黄色の花がい~っぱい♪ 山吹、ミモザ、山茱萸、連翹(^^♪

春は靄々と鬱陶しい気分にもなったりしますが、蒲公英なんかを

見てるとそんな気分も軽くなりますね!

一応、今日の句の読み方を‥‥

「ここかしこ たんぽぽ きいろ ゆえつかな」 

軽やかな春の気分を詠んでみました。

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夜のお手入れ?

  八重桜夜の静寂に爪を染む  なを

近くの公園で、八重桜を見つけました。ぼったりとして、

「牡丹櫻」という別名がぴったりの重たそうな桜でした。

そんな桜の色のマニュキアで爪を染めてみました。

静かな静かな春の夜です。

夕方、ふらっと寄った酒舗で、お酒も呑まずに、

ホットレモネードを飲んだりした一日の終わり。

株式会社・女やっていくのも大変です。あ~あ♪

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漢字は難しい!

 躑躅咲く髑髏とは似て非なるもの   なを                                               

「何のこっちゃ?」と、お思いでしょうね(笑)

私は漢字に弱い人間でして、その昔「躑躅」と「髑髏」が同じように

見えて仕方ありませんでした。両方とも何だか禍々しい感じで…

そんな気分を素直に詠んでみました。

私のように漢字の苦手な方の為に、読み方を書いておきます。

「つつじさく どくろとは にて ひなるもの」

櫻は花から葉へと移り、躑躅の季節がやってきました。

一年中、花は咲いていますが、春に咲く花はとても優しい…

やっぱり冬の厳しさから、ようやく解放された私達に向って

開いてくれるからなのでしょうね。

                                                                   

今日は頑張って靴の更衣。ブーツをみんな仕舞い込みました。

春夏用の靴を引っ張り出しながら、早くサンダルで歩きた~い! 

等と、埒もなく考えておりました。

俳句の季節では、もう晩春。 (立夏5月5日の前日までが春)

夏も間近かな‥‥?

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遅かりし…

  未練てふ言葉も哀し春の果   なを

湘子先生の亡くなられたのは、15日でした。

その日のつもりで書いていたのですが、いつの間にか、

次の日になってしまっていました。

なので、遅かりし…なのです。

まずは、お詫びして訂正なのでした。ごめんなさいm(__)m

一応、藤田湘子先生についてご存じない方の為に一言。

お名前は、「ふじたしょうし」とお読みします。

水原秋桜子、石田波郷に俳句を学び、「鷹」の主宰です。

「鷹」は俳壇でも有力な結社です。

「鷹」はこれから、どうなってしまうのでしょう?

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追悼:藤田湘子先生

  うすらひは深山へかへる花の如   藤田湘子

本日、藤田湘子先生が天に召されました。享年79歳(合掌です)

哀悼の気持ちを込めて、先生のお句を載せさせて頂きます。

  深山=みやま   如=ごと

櫻が高く高く登って咲いて行くように、薄氷(うすらひ)も、

深い山に戻って行くのだろうか…というような意味ですね。

とても美しい句だと思います。

その他に、先生のお句で愉しいのが

「あめんぼと雨とあめんぼと雨と」なんていう句。

勿論お目にかかったこともありませんが、チャーミングな

紳士でいらっしゃいました。残念です。

 「巨き星ひとつ増やして春の夜   なを」

 巨き=おおき と読んでください。ご冥福をお祈りします。

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春うらら(馬の名前ではありません)

  囀りのほかなにもなし宇宙の碧   なを

一回抜けた分、今日の二句目です。

「あを」つながりで、これも「碧」。

読み方は「さえづりのほか なにもなし そらのあお」

囀り=さへづり→さえずり:鳥がしきりに鳴くこと、その声。

    雄鳥の求愛の声とも。

宇宙=「そら」と読んでください。紺碧の「碧」はあを→「あお」と…

ちなみに「囀り」は春の季語です。

鳥達はしきりに恋を唄いあげています。何だか羨ましい感じ。

灰になるまで、女は女!です。戀をいたしませう♪

男も男かな…??? 所詮この世は男と女─ですもんね。

                                                 

それはそうと今日は代官山の個展見学の後、シネセゾン渋谷で

ジム・ジャームッシュ監督の「コーヒー&シガレッツ」を観ました。

11本のモノクロの、コーヒーを飲み、煙草を吸いながらの会話…

事件も何にも起きない静かな映画です。

(嫌煙家の方は、嫌いだろうなぁ)

途中でちょっと退屈して眠くなったりしちゃいました…

あんなに珈琲沢山飲んで、煙草すぱすぱ吸って、俳優さんは

あとから具合悪くならなかったかしら…と、妙に心配。

     

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還ってくる春ヽ(^o^)丿

  春愁と名づけてのちの空のあを   なを

昨日の分が、また一日抜けちゃいました。(反省)

今はもう0時40分…なので、

(明日からじゃなくて)今日から暖かさが戻るのだとか。

春の愁いから解放されて、目一杯春を愉しみませう♪

空が青いと元気が出るような気がします。

今日は句会のお仲間の、絵の展覧会(個展)を拝見に、

代官山まで、お出かけします。(わくわく…)

春の装いにしなくっちゃ♪ 何を着ていこうかなぁ(^^♪

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還ってきた冬?

  落花ありゆきつく先の地獄絵図   なを

花筏(はないかだ)は、美しくもあり、哀しくもあり…

落花の舞ひは美しいけれど、花散らしの寒い雨は憂鬱です。

前にも書きましたが、花(櫻)には怖さがあります。

散った花は人の骸を覆って地獄の気配を漂わせているような‥‥

天国で舞っている花もあることでしょう。

でも、寒い雨の日には、地獄がお似合い─かな。

ちょっとばかり、メランコリックな一日でした。

「花筏」=花が散って水面に浮び流れるのを筏に見立てていう語

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すは!関東大震災!!!

  今朝もまた小さき地震あり柿の花   なを

朝方地震がありました。揺れが長かったので、少し不安でした。

とうとう、関東大震災の予兆だろうか…って。

今日の句は季節はずれの一句です(合同句集より)

読み方=「けさもまた ちさき なゐ(ない)あり かきのはな」

「柿の花」は梅雨時に咲く、小さくて目立たない密やかな花です。

だから、「柿の花」は夏の季語です。

そして、地震は古くは「なゐ」と言われていました。

地震への不安感と柿の花のこっそり感が、

何だか今朝の地震には、ぴったりの感じがしたのです。

とても心配はしていましたが、新潟の皆さま、福岡の皆さま、

さぞかし怖い思いをなさったことでしょうね。

改めて、お見舞い申し上げたいと思います。

神様!地震はもう結構です!ってお願いしちゃいました。

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ひらひら花びら♪

  花吹雪胸もとすこしゆるやかに    なを

昨夜の句会、いい加減な着付ながら着物で‥‥

櫻吹雪舞う公園を通り抜けながら、ひとひらでも

胸もとに飛び込んで来てくれないかしら─なんて

そんな思いで歩いていました。

明日は雨だとか…花散らしの雨になるのでしょうか?

春爛漫─沖縄はもう夏ですが、北国ではまだ冬…?

日本って小さな国の癖に、四季は色々で、

それもまた風情のあることだって感じるのは、

雪国の方々には、失礼なことでしょうか。

ともあれ、5月のGW頃には、北の国でも

百花繚乱の素晴しい春が待っている筈。

もう少しの辛抱ですねヽ(^。^)ノ

  

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墓地でお花見(^^♪

  花の宵国際親善華やかに    なを

___004 

  昨夜は友人達と仕事帰りに青山墓地でお花見。

  墓地のあちこちに露天も出て、花見客が沢山。

外国の方も大勢お花見にいらしていて、

お墓の中の仏様も楽しんでらっしゃるかしらって、妙に感動。

達は墓地での酒盛りは遠慮して、お洒落に南青山でご飯を…

楽しい花金の夜でした。

 

  「夢のはじめも夢のをはりも花吹雪   渡辺恭子」

満開の桜はもう、はらはらと散り始めていました。

渡辺恭子さん(「曲水」所属)の一句、花吹雪にピッタリだ!

と思いましたので、ご紹介します。 (角川春樹文庫歳時記より)

                                                 

以前存じ上げずにご紹介してしまった、森アキコさんは、

俳人・森 澄雄氏の奥様だそうです。(教えて頂きました)

奥様のアキコさまが急逝されて、お哀しみの追悼句も沢山で、

慈しみあっていらしたお二人の絆が感じられます。

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久しぶりの和服♪

 寄席を出て花酔ひ人に紛れ込む    なを

今夜は句会でご一緒させて頂いている、

三遊亭円左衛門師匠の「両国寄席」にお邪魔しました。

せっかくの和の世界なので、久しぶりに着物を着用(^^♪

高座では、しみじみとした人情噺『心眼』というのを

聴かせていただきました。 いいお噺でした(感動!)

帰りの電車はお花見帰りの方もいらして、皆さん楽しそう…

そんな中、独りコォフイしか飲まずに帰ってきた私は

少しだけ嫉妬(*^^)v

家に帰って、ぬるめの燗で日本酒をいただきました♪

明日は(日付が替わって、もう今日ですが)仕事の帰りに

友人とお花見の予定があります\(^o^)/

み~んなに負けずに楽しみたいと思っています。

 

 

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ら・ら・ら 櫻餅♪

  櫻餅噂話の棘痛し   なを

櫻餅とか、鶯餅とか春の和菓子が嬉しい季節になりました。
今日は「水面歌句会」という句会があって、
兼題が『櫻餅』だったので、浅草「長命寺」まで、
頑張って「櫻餅」を皆の分、買いに行ってきました。

なのに、なのに…多い時は14人にもなるメンバーが、
今夜はたったの4人(プラス欠席出句が2名分あり)
出席者でむしゃむしゃと「櫻餅」食べてしまいました。

句会では、人の噂話なんてあんまり出ませんが、
何故か、櫻餅&鶯餅なんかを食べてる時って、
噂話に花が咲いたりしますよね。
でも聞いてる人間にとって、楽しい話ばかりじゃない…
黙っているけれど、哀しくなってなってしまうこと多々。
そんな気分を詠みました。

世の中、哀しいことが多すぎます。
せめて楽しい話で盛り上がりたいなぁ…というのが、
今の私の気分です。

 「うかれたる心も少し桜餅   星野立子」
星野立子さんは、ご存知高浜虚子のお嬢様です。
とても解りやすい、心が優しくなる句を沢山創っていらっしゃいます。
昭和59年3月3日に、81歳で亡くなられていますが、
私は虚子先生より、立子さんのほうが好きだったりします。

『櫻餅』 楽しくみんなで食べたいものですねぇ♪

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ようやく10日目です♪

  菜の花に埋もれ小さき日に還る    なを

通勤電車の車窓から、線路脇の菜の花をぼんやり見ている毎日。
子供の頃、菜の花畑に入り込んで遊んだ田舎での思い出が
じわじわっと心に還ってきます。
あの頃、菜の花は子供の背丈よりず~っと高くて、
かくれんぼ等して遊んだものでした。
未来なんて言葉も知らず、ただただ無邪気なものでしたっけ。

あの頃にもう一度還りたい…とは思いませんが、
まるごと菜の花に包まれたいという想いはありますねぇ。
あの時のような、一面の菜の花畑に行ってみたい…
旅に出たいと思うのは、こんな時でしょうか。

 「菜の花や月は東に日は西に   蕪村」
たった17文字で、こんなに大きな景を詠めるんですね。
まるで一幅の絵を見ているようです。
画家として、素晴しい作品を沢山残している蕪村だからこそ─ね。
やはり、先人は凄い! 芭蕉もいいけど蕪村もね…って感じです。

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花冷えですねぇ…

  花の雨水面に骸漂はせ   なを

暖かかった昨日から10℃も下がって、寒い一日でした。
だからって訳でもないのですが、今日の一句は少しエグイ?

昔々、大好きだったラーメン屋の小父さんが、
ある朝、井の頭公園の池に浮いていた…という
ショッキングな事件がありました。
お酒を呑んで池に落ちて溺れたのでしょう─と。
確か花の季節でした。(合掌です)
桜の下には死体が埋まっていて、それで花が美しいのだ…
そんな物語もありましたね。

薔薇に棘があるように、桜にも怖い一面があるような気がします。
その怖さがまた人を惹きつけるのかもしれません。

歳時記で読んで、とっても好きになった句があります。
 「花はみないのちの糧となりにけり   森アキコ」
作者の森アキコさんのことは、存じ上げないのですが、
希望に満ちた明るい一句だと、感動しました。
私もこういった前向きな句を詠めたらいいなぁ♪

※ルビが振れないので、念のため読み方を書いておきます。
  『はなのあめ みなもに むくろ ただよわせ』

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花の女王???

_012
  花笑ふ束の間女王になる真昼    なを

今日は地元の「桜祭り」に参加。
超・ど派手なハーレーのサイドカーに乗せて貰って、
女王様気分で沿道の皆さまに手を振ったりなんかしました。
たまには、こんな日曜日の過ごし方も楽しくていいなヽ(^o^)丿

今日の一句は、ただの説明句っぽくなってしまいました。
でも、何も知らない人には、少しは想像を働かせて貰えるかも…

「花笑ふ」は、ちょっと余所から拝借してきた新季語です。
中村草田男が「万緑の中や吾子の歯生え初むる」という、
代表句を詠んでから「万緑」が新しい季語として認められ、
それ以来皆が好んで使うようになったという事例もあるので、
私も頂いてしまうことにします。
「山笑ふ」が春の季語、「花笑ふ」も新しい季語として認められる
そんな日が来るかもしれませんね。

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セリーグも開幕♪

  存在の重さと軽さ三鬼の忌   なを

「三鬼」とは、ご存知の方も多いと思いますが、
西東三鬼先生のこと。(明治33年~昭和37年)
忌日は4月1日で昨日なのですが、
昨日書けなかったので、今日の句にしました。

三鬼先生は私の好きな俳人のお一人です。
超有名句は「水枕ガバリと寒い海がある」
他にも「おそるべき君等の乳房夏来る」
「秋の暮大魚の骨を海が引く」等

自由に豪放磊落に生きられた新興俳句の旗手…
ということになっていますが、私はその中に
繊細な優しさ、特に女性に対する暖かさ(愛?)を感じます。

他にも大好きな俳人の方は沢山なので、
追々この部屋で、私なりの紹介をさせていただけたらいいなぁ
って思っています。

存在の重さと軽さ─と書きましたが、基本的には
人間の存在は煎じ詰めればみんな一緒。
重いも軽いもない筈だぞ!と思いたいな。

タイトルは「セリーグ開幕」ですが、実は何を隠そう私は、
「ホークス」ファンなのです。チーム名が変わってしまい、
少しばかり戸惑ってはいますが、今年は春から強いぞぉ!
昨年プレーオフで涙を呑んだ分、頑張って欲しいな♪
 

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弥生尽ですねぇ…

  さくらさくらひとりぼっちはきらいです   なを

ようやく東京も開花宣言♪ 春が来た!花が咲いた! ウレシイナ(^^♪
俳句の世界では「花」といったら「桜」のことです。
最初の内は、すごく反発も感じました。チューリップは?蒲公英は?連翹は?って。
でも、近頃では花=桜に慣れてしまって、俳句の世界でだけなんだから…と、
妙に物分りよくなってしまいました。

今日の句は、所属している句会の7周年記念の合同句集(平成14年秋出版)
に載せた一句です。
何の解説もいらない…素直なこころのままを詠んだものです。

4月が始まって、新しいスタートラインにつく方も沢山いらっしゃることでしょう。
皆さま、素敵な未来に向かってGOですね。そんな方に私は言いたいな。
人間 素直が一番!です。素直に勝てるものはないって思いたいのです。
そして今、桜が咲きました♪ 
なので「さくら」への素直な想いを詠んだ一句を選びました♪

  弥生尽=3月(弥生)が尽きた=3月の終わりを表わしています。
        本当は陰暦の三月が尽きることなのですが、
        今は陽暦の感慨としてもいいようです。

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